近藤真彦:「金八先生」最終回に13年ぶり出演 卒業生総勢152人集結

79年に始まったドラマシリーズ「3年B組金八先生」で、今年3月に定年退職を迎える“坂本金八”こと武田鉄矢さん
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79年に始まったドラマシリーズ「3年B組金八先生」で、今年3月に定年退職を迎える“坂本金八”こと武田鉄矢さん

 俳優の武田鉄矢さん(61)が演じてきた“坂本金八先生”が定年退職を迎える27日放送のスペシャルドラマ「3年B組金八先生・ファイナル『最後の贈る言葉』4時間SP」に、近藤真彦さんら総勢152人もの「桜中3B卒業生」が出演することが明らかになった。

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 今作は、金八先生が最後の教え子となる札付きの不良・景浦裕也(岡本圭人さん)の更生に奮闘する姿を中心に描かれる。近藤さんら卒業生たちは、金八先生と世話の焼ける後輩・景浦を助けるためにさまざまな場面で登場し、助言を与える。

 撮影現場で13年ぶりに金八先生と再会した近藤さんは、「金八先生ももういい歳ですし、普通なら校長先生になっていてもおかしくない年ですから、卒業させてあげないと」とコメント。そして「金八先生は日本中の生徒たちが担任になってもらいたいと願った理想の先生で、そのプレッシャーを抱えて仕事をしてきた32年間だったと思います」と続け、「これからはその肩の荷を降ろして少し気楽に過ごしてもらえたら」とねぎらった。

 近藤さんはまた、ドラマではおなじみの荒川土手でのロケで、自らが出演した第1シリーズの撮影に思いをめぐらせ、みんなで集合写真を撮影したことや、電車やヘリコプターの通過を待ちながら撮影に臨んだエピソードを明かし、懐かしさをにじませた。

 同ドラマシリーズは79年からスタートし、これまでに連続ドラマ8シリーズとスペシャルドラマ11回が組まれ、高い人気を誇った。中学3年生という多感な時期を描き、当時の流行語にもなった「腐ったミカン」をはじめ、「15歳の母」「イジメ」「学級崩壊」などをテーマに視聴者に衝撃を与えた。00年代のシリーズでも「援助交際」「キレる少年」「高齢化社会」などが実社会を反映しながら描かれている。

 ドラマは27日午後7時~11時9分、TBS系で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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