アフラック（アメリカンファミリー生命保険）は22日、米国での同社CMでアヒル（アフラックダック）の声優を務めていたコメディアンのギルバート・ゴットフリードさんが、東日本大震災をめぐるツイッターで問題のある発言をしたとして、契約を解除したことを明らかにした。また、日本国内で放送されているテレビCMのアヒルの声優は別人を起用しており、本件とは無関係であると発表した。

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　アフラックの米国本社は、同社CMでアヒルの声の吹き替えを担当していたゴットフリードさんが、ツイッターで東日本大震災をジョークにするかのような発言をしていたことを問題視。「日本の危機に対する彼のコメントはユーモアを欠いており、これはもちろん当社社員の見解や感情ではない」として契約を解除した。

　また、日本国内で放送中のCMについて、アヒルの声優にジェフ・マニングさんを起用しており、ゴットフリードさんとは無関係であることを強調。震災を受けて21日に来日した米国本社のダニエル P.エイモス会長兼最高経営責任者も「米国本社のCM声優による発言は、アフラックや社員の思いとは全く異なるものであり、当社は速やかに契約を解除いたしました」などとコメントしている。（毎日新聞デジタル）