森の木琴:You Tubeで330万回再生のウェブ動画 CM初放送 TBS「夢の扉+」で24日

ウェブ動画「森の木琴」の1シーン
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ウェブ動画「森の木琴」の1シーン

 森の中の巨大な木琴の上を木の球が転がって、バッハの名曲を奏でる様子を描き、動画サイト「You Tube」で月間330万回再生されて話題となったウェブ動画「森の木琴」が24日、ドキュメンタリー番組「夢の扉+(プラス)」(TBS系)で、初めてテレビCMとして放送されることが決まった。

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 「森の木琴」は、森の維持・保全のため切り出される間伐材を使ったNTTドコモの携帯電話「TOUCH WOOD SH-08C」の発売を記念して制作された動画で、森に設置された全長44メートルの階段状の木琴の上を、木の球が転がり、バッハの名曲「主よ、人の望みの喜びよ」を奏でる様子を撮影した。川のせせらぎと木琴の音色、森の緑がツイッターなどで「安らぐ」と評判となり、米紙「ニューヨーク・タイムズ」や米テレビCBSのニュースなど海外メディアで取り上げられ、「You Tube」に掲載後約1カ月で、約300万回以上再生を記録、「エンターテインメント部門」で動画再生回数月間1位となった。

 木琴は、スタッフが1週間森の中でキャンプをしながら、1本ずつ音を確かめながら413個の鍵盤を作ったといい、ギネス世界記録を申請中で、公式サイトで配信されているメーキング映像では、49回の失敗を経て完成したラストシーンなどが見られる。

 「TOUCH WOOD SH-08C」は、ボディーに本物の四万十ヒノキを使用し、1台ごとに異なる木目と色合いを持つ携帯電話で、3月に1万5000台限定で発売された。売り上げの一部は森林保全活動を推進する「more trees」に寄付される。

  「夢の扉+」は、未来を切り開こうと高き志と熱い情熱を持ち、頑張っている人を紹介するドキュメンタリーで、24日はパンダの公開が始まった上野動物園の飼育係班長を取り上げる。放送は24日午後6時半からの予定。CMは、東北6県を除いた全国ネットで、120秒の特別バージョンが放送される。(毎日新聞デジタル)

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