映画「キサラギ」や「食堂かたつむり」、アニメ「アップルシード」などを手がけた映像制作会社「ミコット・エンド・バサラ」が東京地裁に自己破産を申請し、21日に同地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが帝国データバンクの調べで明らかになった。負債額は10年3月末時点で約19億3800万円。
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同社は、97年12月に「ミコット」として設立。映画などの映像コンテンツの企画開発などを行い、ビジネスパートナーから出資を募り、コンテンツ制作を外注。劇場配給やパッケージ販売などを収入とし、出資者に配分金として支払うビジネスモデルを展開していた。
しかし、近年ではヒット作に恵まれず、08年にはアニメ「アップルシード ジェネシス」の制作費の支払いを求める訴訟を制作会社に起こされるなど、トラブルも発生していた。(毎日新聞デジタル)
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