PUFFY:「まさか15年続くとは」 野音でツアー最終公演 WOWOWで放送

日比谷野外音楽堂でライブを開いた「PUFFY」の吉村由美さん、大貫亜美さん
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日比谷野外音楽堂でライブを開いた「PUFFY」の吉村由美さん、大貫亜美さん

 女性デュオ「PUFFY」が14日、15周年の節目のライブツアー「PUFFY TOUR 2011 “Time For ACTION”」の最終公演を日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)で開催した。MCで吉村由美さんは「昨日(13日)でちょうど15周年なんですけど」と話すと、観客から大きな拍手が沸き起こり、大貫亜美さんは「まさか15年続くとは……」と感慨深げだった。ライブの模様は6月21日にWOWOWで放送される。

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 開始前に通り雨に見舞われたが、本番が始まるころにはすっかりやみ、晴れやかな空気の中、ライブはスタート。1曲目は、デビュー曲でヒットした「アジアの純真」で幕を開けると、一気に観客のボルテージは上昇した。吉村さんは「全国を回ってきて、今日で最終日です! 皆さんの熱いハートをぶつけてください!」と声を張り上げ、観客を盛り上げていた。

 ライブでは、ポップな新曲「SWEET DROPS」や、代表曲の一つ「渚にまつわるエトセトラ」など全20曲を熱唱。7曲目の「Wake up,Make up」では、特別ゲストとしてヒップホップユニット「スチャダラパー」のANIさんとBoseさんが登場し、「15周年おめでとうございます!」と2人を祝った。10曲目の「サーキットの娘」では、懐かしいPVも流れ、次に歌ったメドレー「カニ食べに行くのでしょう」では、PUFFYの振り付けを担当する南流石(みなみ・さすが)さんが登場し、「一緒に踊っちゃいますかー」と独特な振り付けで観客の目を楽しませていた。

 合間のMCでは、大貫さんが女優の真矢みきさん風のMCにチャレンジしていたが、なかなかうまくできず、途中で断念してしまい、吉村さんは「ちゃんとやりきってください(笑い)“あきらめないで!”」と“逆”物まねを披露して、観客の笑いを誘った。

 本編のラストには「ハッピーバースデイ」を披露。15周年でお互いが思ったことを書いたという楽曲に観客は聴き入っていた。舞台からいったん退いたPUFFYだが、アンコールに再登場し、「とくするからだ」「愛のしるし」「誰かが」の3曲を熱唱。吉村さんは、「自分たちにできることを考えてツアーをやってきました。応援してくれてありがとうございます!」と感謝の気持ちを口にした。

 このライブの模様は、6月21日午後7時15分からWOWOWで放送される。(毎日新聞デジタル)

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