英俳優のオーランド・ブルームさんが「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の最新作「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」で初の悪役となるバッキンガム公爵を演じることが19日、明らかになった。共演している米女優ミラ・ジョヴォビッチさんらも登場する劇中写真も公開された。
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ブルームさんが演じるのはフランスを狙うイギリス宰相のバッキンガム公爵で、この役のために第1~3作目まで出演していた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」(20日公開)の出演を断念したという。映画ではアンダーソン監督の妻で「バイオハザード4 アフターライフ」で主演を務めたジョヴォビッチさんが“17世紀のボンドガール”ともいえる謎の美女・ミレディを演じる。
撮影はおもにドイツで行われ、ビュルツブルクにある世界遺産に指定されたバロック建築の大司教の宮殿で初めて映画撮影が行われた。3D撮影では最高の8台のカメラを使用し、1シーンを撮り終わるたびに3Dに変換し、アンダーソン監督は出演者とともに3D眼鏡をかけながら映像をチェックしていったという。
舞台は17世紀のフランス。銃士にあこがれ、パリに出てきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン(ローガン・ラーマンさん)は、なりゆきで三銃士の仲間入りを果たし、王妃の首飾りを取り返すため、英国へ向かうことに。そこに事件のかぎを握る二つの黒い影、バッキンガム公爵(ブルームさん)と正体不明の美女ミレディ(ジョヴォヴィッチさん)が立ちはだかる……というストーリー。映画は10月全国公開予定。(毎日新聞デジタル)
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