スタジオジブリの劇場版アニメ「借りぐらしのアリエッティ」で、ヒロインの声を担当した女優の志田未来さんが22日、「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」(6月17日まで)を開催している愛媛県美術館(松山市)の一日館長に就任し、6月17日に発売される同作のDVD&ブルーレイディスク(BD)をPRした。志田さんは「一日館長のお仕事を一生懸命頑張ります!」と笑顔であいさつし、来館者を握手で出迎えた。
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「借りぐらしのアリエッティ」は、メアリー・ノートンさんが書いた英国の児童文学「床下の小人たち」が原作。原作は英国が舞台だが、アニメでは2010年の東京都小金井市に舞台を移し、身長10センチほどの小人のアリエッティらが、人間の住む家で生きていく姿を描いた。ジブリの劇場版の監督としては最年少となる37歳の米林宏昌監督がメガホンをとり、企画・脚本は宮崎駿さんが手がけた。
志田さんは、600人の来館者の前でトークイベントを行い、「劇場で見たときは一瞬しか見られなかったシーンもブルーレイなら、止めて何度でも見られるので、アリエッティの表情やきれいな風景をじっくり楽しめると思います」とアピールした。中村時広・愛媛県知事も来館し、志田さんが館内を案内。中村知事は「志田さんは画面から飛び出してきたみたいに、アリエッティそのもの。もちろん、アリエッティのブルーレイは予約済みです」とアピールした。
この日、志田さんは、同作のリバイバル上映が行われているシネマサンシャイン大街道(松山市)の舞台あいさつにも登場。「身長10センチになったら?」という質問に対し、「おみそ汁が大好きなのでおみそ汁の中につかりたいです。具はナスが好きだけど、沈んでおぼれるかもしれないので、おふを浮輪代わりにして入りたいです」とコメントし、会場を沸かせていた。
「借りぐらしのアリエッティ」のDVDは4935円、BDは7140円でともに6月17日発売。(毎日新聞デジタル)
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