11年の「ミス・アース」の日本代表選考会が3日、ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区)で開催され、東京都出身の24歳、前田智子さんがファイナリスト23人の中からグランプリに選ばれた。前田さんは名前が呼ばれた瞬間、手で顔を覆って驚いた様子だったが、すぐに笑顔でウォーキングを披露。その後、ティアラを頭に乗せられると涙を見せた。前田さんは「本当にここに私が立っていていいのか……。今までのトレーニングでも、競い合うだけでなくて、時には励まし合ったりして、私たちは楽しく過ごしました。この場にティアラをつけて立っていられるのは、ファイナリストのみんなのお陰です」と出席した仲間をたたえた。
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今年のミス・アースに選出された前田さんは、12月からの約1カ月間、世界大会の開催地で環境保全活動やイベントに参加し、最終日に世界大会でグランプリを競う。
「ミス・アース」は、01年に第1回の世界大会が行われて以来、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並ぶ世界4大ミスコンの一つに数えられる世界規模の美の祭典。ミスコンの中でも、地球環境保護に対する意識や活動を重視しているのが特徴で、前回の10年は世界84カ国が参加し、日本代表の奈良真利奈さんは「世界7」入賞のほか、ナショナルコスチューム賞優勝という成績を残している。
選考会では、カジュアルスタイルでの第1次審査、水着での第2次審査で10人にしぼられた後、ドレスでの第3次審査が行われ、11年の日本代表「ミス・アース・ジャパン」が選抜された。(毎日新聞デジタル)