作家、浅田次郎さんの小説を映画化した「日輪の遺産」(佐々部清監督)の初日舞台あいさつが27日、角川シネマ新宿(東京都新宿区)で行われ、主演の堺雅人さんや女学校の教師役のユースケ・サンタマリアさんらが登壇。堺さんは「僕自身、この映画からかけがえのない“遺産”をいただくことができたと思います」と映画をアピールした。ユースケさんも「芝居以外のときは、適当なことしか言わないけど、芝居の仕事はメッセージや芯のあるものとしかかかわらない」と映画に込めた思いを語ると、堺さんや会場から笑いが起き、「何でここで笑いが起こるか分からない。話によると、続編ができるらしい……。デマですか?」とテキトーぶりが全開のトークを披露した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「日輪の遺産」は、浅田さんが93年に発表した小説が原作。太平洋戦争中、帝国陸軍がマッカーサーから奪取した財宝200兆円をめぐって軍の密命を守り抜いた将校と20人の少女たちの祖国復興を願った壮絶なドラマ。堺さんは陸軍参謀・真柴少佐を演じ、真柴と共に任務を遂行する小泉中尉を福士誠治さん、望月曹長を中村獅童さん、少女を森迫永依さん、少女が成長した現在の姿を八千草薫さんが演じている。
舞台には、森迫さん、福士さん、佐々部監督も登壇。映画に登場する“マッカーサーの財宝”にかけて、それぞれが“自分の宝物”を披露した。堺さんは、群馬県高崎市で撮影中に地元の人にもらったダルマを持参し、ダルマの目を書き入れて映画の公開を祝った。ユースケさんは、撮影に使った丸メガネを披露し、「度を入れて使います」と話したかと思えば「1人にプレゼントします。それじゃあ、宝物じゃないな」と1人でノリツッコミを入れて、場内を沸かせていた。
また、撮影時の様子について、堺さんは「20人の女学生とおっさんの集合場所が別で、おっさんはくだらない話ばかりしていました。その日のユースケさんの体調とか……。いいチームワークで作ることができました」と舞台あいさつと同様にユースケさんが共演者を和ませていたことも明かしていた。映画は27日から全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。