名探偵コナン
#1184「赤レンガ倉庫 消えた誘拐犯(前編)」
12月6日(土)放送分
「第2回このライトノベルがすごい!大賞」(宝島社主催)の授賞式が13日、東京都内で行われ、特別選考委員を務めた女優の栗山千明さんがプレゼンターとして登場した。「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)」で大賞を受賞した新潟県上越市出身の谷春慶さんに目録を手渡した栗山さんは、「主人公が軽いノリの男性で、共感できるかなと読んでいきましたが、読んでいくうちにカッコよく思えた。一人一人のキャラを愛せるような作品です」と紹介。谷さんは、「第1回も応募しましたが、第3次選考で落選しました。そのときいただいた『次ははっちゃけて』という言葉がなければ(今回の)受賞はなかったと思います。作品を書くことで恩返ししていきたいです」と受賞の喜びを語った。
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同賞は、05年から毎年刊行しているライトノベルのガイド本「このライトノベルがすごい!」から生まれた新人賞。第2回となる今回は613作品が応募。「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)」は、女と見れば誰でも口説いてしまう病気を持つ主人公・望月砕月の日常を描いたラブコメディー。優秀賞に「僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の約束(ルール)」の喜多南さん、「R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く」の深沢仁さん、「ドS魔女の×××」の藍上ゆうさん、栗山千明賞に「美少女を嫌いなこれだけの理由」の遠藤浅蜊さんがそれぞれ選ばれた。10日に「このライトノベルがすごい!文庫」から3作同時に発売され、10月には2作品が発売される予定。
栗山千明賞の遠藤さんは、「大変感激。受賞に至るまで多くの人から応援いただいた。ありがとうございました」とあいさつ。優秀賞の藍上さんは「大変問題のある作品なんですけど、世に出ることができました。多くの人のお陰です」と喜びを語った。喜多さんは「これからたくさん勉強してよりよいものを書いていきたい」と抱負を語り、深沢さんは「小さなころからデタラメなことを書くのが好きでした。これからもデタラメなことを書きながら、少しだけ本当のことを書いていきたい」と目標を話した。(毎日新聞デジタル)
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