昨年、「トイレの神様」でブレークしたシンガー・ソングライターの植村花菜さんが、7日に両A面シングル「My Favorite Songs/世界一ごはん」をリリースした。そこで植村さんに「トイレの神様」後の生活・心境の変化や、今回の新曲について聞いた。(水白京/毎日新聞デジタル)
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−−「トイレの神様」のヒットでかなりお忙しくなったと思うんですが、自分なりのリラックス法はありますか?
仲のいい友だちとみんなでご飯を食べに行ったり、お酒を飲んだりするのはすごく楽しいですね。最近ワインが好きなんですけど、前からよく飲むのはウイスキー、ラム、いも焼酎とか。まぁ、お酒は弱くはないというか、“いける口”やと思います(笑い)。
−−あと、人気者のさがとして、例えば“人目が気になって、今までよく利用していた立ち食いソバ屋に行きにくくなった”なんてことは?
いやー、全然ないですね。私、全くそういうの気にしないんで。私はもともと、自分では立ち食いソバ屋には行かないんですけど、うちの事務所の社長が好きなんで、「今日の昼メシ、立ち食いソバでもいいか?」って言われたら、「全然いいっスよ」と言ってついて行ったりすることもあるし。
−−なるほど。ニューシングル「My Favorite Songs/世界一ごはん」のお話をおうかがいしたいのですが、まず、この「My Favorite Songs」は、どんなきっかけで作られた曲なんですか。
昨年1年、いろんなところで活動させてもらえたのが本当にうれしかったんですね。ずっと売れなかった時期があって、ギリギリのところに来ていたときに、「トイレの神様」という曲が生まれて、それでいろんな方に植村花菜の存在を知ってもらえて……。いろいろあったけど、ファンの方がいて自分は歌えているから、その感謝の気持ちを表現したかったんです。と同時に、最近知ってくださった方には“なぜ私が歌ってるのか”というのが分かってもらえるだろうし、“これから先もいろいろあると思うけど、ずっと歌っていくんだ”っていう決意表明にもとらえてもらえるような歌になっていますね。
−−植村さんのルーツが分かる自己紹介的な内容でもあり、“これからもよろしくね”というメッセージも伝わってくる曲ですよね。では、「世界一ごはん」については?
以前、ラジオか何かのアンケートで「あなたにとっての涙メシは?」という質問があって、考えたときに、そういえば私は、実家に帰って母のご飯を食べたときにいつも泣きそうになるなって思い出して。そのとき、そういう人っていっぱいいるんじゃないかと思ったんです。地元を離れて1人暮らしをして、孤独な夜もありながら仕事、勉強、夢にと頑張ってる中で、ふと実家に帰って、お母さんのご飯を食べたときに何かホッとしたりする。ただ、こういう気持ちって、私は母に面と向かっては恥ずかしくて言えないので、よけいに歌にして表現したいと思ったんです。
−−ちなみに、お母さんの手料理で特に好きなものは?
「肉巻き」という料理があって、インゲン、ニンジン、とろけるチーズを豚肉で巻いて衣をつけて揚げるんですけど、それが子どものころからすごく好きでよく作ってもらってました。あとはコーンスープとか。この「世界一ごはん」は“お母さんのご飯がおいしくてもまずくても、子どものころから食べているのでホッとする。だからお母さんのご飯が一番”っていう意味合いもあるんですけど、私の母は、実際に料理がすごく上手な人で。最近は母のご飯を食べる機会はあまりないですけど、だからこそ食べたときはうれしいですよね。
−−また、「世界一ごはん」は、ご自身も出演されているハウス食品のシチュールー「ふうふうシチュー」のCMソングになっていますが、ご自分でシチューや料理を作ったりしますか?
シチュー、作るんですよ、私。特にクリームシチューがすごく好きで、冬場はよく作りますね。あと、母から受け継いだ肉巻きは得意料理に入れてますし、肉じゃがは作れた方がいいかなと思っていて(笑い)。忙しくてそんなには作れないですけど、料理は好きですね。
−−今回の「My Favorite Songs」と「世界一ごはん」はどちらも植村さんの今の思いがストレートに表れている楽曲といえそうですね。
そうですね。今までのどのシングルよりも植村花菜らしい1枚ができたなと思ってるし、すごく気持ちがほっこりできる2曲だと思うので、そのあたりを含めて聴いてもらえたらうれしいです。
<プロフィル>
1983年1月4日生まれ、兵庫県出身。05年に「大切な人」でメジャーデビュー。10年に子どものころ同居していた祖母の思いでを歌った「トイレの神様」でブレークし、昨年末のNHK紅白歌合戦に初出場した。7日に両A面シングル「My Favorite Songs/世界一ごはん」をリリース。初めてハマッたポップカルチャーは「ローラースケート」。「幼稚園のころ、光GENJIがものすごく人気で、とにかく光GENJIがローラースケートで踊りまくってた時期だったんです。それがすごく楽しそうやなと思って、ローラースケートを買ってもらってメチャクチャ乗りまくってた記憶があります。友だちの家とか、どこに行くにもローラースケートに乗って行ってましたね。移動手段は全部ローラースケートという時期もありました(笑い)」という。
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