朝日放送:夕方の顔に伊藤史隆アナ 東国原前知事や森永卓郎らも出演 新番組「キャスト」

10月3日から新たなニュース番組「キャスト」のメーンキャスターを務める伊藤史隆アナウンサー(中央)とサブキャスターの塚本麻里衣アナウンサー(左)、高橋大作アナウンサー=ABC提供
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10月3日から新たなニュース番組「キャスト」のメーンキャスターを務める伊藤史隆アナウンサー(中央)とサブキャスターの塚本麻里衣アナウンサー(左)、高橋大作アナウンサー=ABC提供

 大阪の朝日放送(ABC)は16日、10月3日から夕方のニュース番組「キャスト」(月~金曜午後4時50分~同6時54分)を新たにスタートさせ、メーンキャスターに伊藤史隆(しりゅう)アナウンサーを起用すると発表した。これまでスポーツ現場で数々の名勝負・名シーンを実況してきたベテランの伊藤アナだが、ニュースキャスターは“初登板”。「想像もしていないジャンルの仕事だったのでオイオイと思った」と抜てきに驚きながらも、「みなさんの感じていること、怒っていること、考えていること、笑うことに近いニュースにしたい。喜怒哀楽の出るニュース番組を目指します。ニュースですから、楽しいことばかりではないですが、2時間を見終わったら『ほな、明日も1日頑張ろか』と思っていただけるトーンの番組にしたい」と“夕方の顔”となる意気込みを語っている。

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 伊藤アナは85年入社。98年夏の甲子園、延長十七回の熱戦となった準々決勝のPL学園対横浜の試合、06年夏の甲子園、決勝戦延長引き分け再試合となったマー君と佑ちゃんの駒大苫小牧対早稲田実業戦、阪神タイガースの試合など、スポーツ現場で数々の名勝負や名シーンを実況してきたベテランアナ。新番組では、メーンキャスターを務め、サブキャスターには、朝の情報番組「おはようコールABC」で活躍してきた高橋大作アナと、入社2年目の塚本麻里衣アナを起用。コメンテーター陣には、東国原英夫・前宮崎県知事をはじめ、ジャーナリストの大谷昭宏さんや経済アナリストの森永卓郎さん、元阪神タイガースの矢野燿大さん、芸能リポーターの井上公造さんらをラインアップした。

 サブキャスターに起用された高橋アナは「新番組では、分かりやすくニュースをお伝えしたいという気持ちでいっぱい。関西人が知りたいと思うことを、愚直にカッコつけずに、納得いくまで伝えられるサブキャスターを目指したい」と抱負を語り、入社2年目で抜てきされた塚本アナは「えっ!? どっきりですか?というぐらいの衝撃がありました。とても驚きましたが、本当にありがたいと思っています。大先輩お二人の胸を借りるつもりで、おんぶに抱っこしてもらいつつ、その中で少しずつ地に足をつけてやっていきたい。等身大の20代の女性の代弁ができればと思います」とコメントしている。

 なお、「おはようコールABC」(月~金曜午前5時~同6時45分)の新司会には、入社3年目の横山太一アナを起用。乾麻梨子アナとともに、10月3日から新しいABCの“朝の顔”を務めることになった。新番組「キャスト」は10月3日から、毎週月~金曜の午後4時50分~同6時54分に放送。(毎日新聞デジタル)

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