ハイパーメディアクリエーターの高城剛さんが18日、東京・新宿の映画館「新宿バルト9」で開かれた「第8回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2011」のスペシャル企画「高城剛流スペイン的人生の醍醐味」のプレゼンターとして登場。イベント後に妻で女優の沢尻エリカさんとの離婚騒動について報道陣から聞かれたが、満面の笑みで無言を通し、会場を後にした。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
イベントは、これまでに住んだ国の中で最もスペインが気に入っているという高城さんが、バルセロナでの生活やスペインでの経験を軸に、そのライフスタイルや楽しく生きる秘訣(ひけつ)などを、スライドとともに語る企画。さまざまな場所でDJプレーをしたという高城さんは、「マドリッドは街角に音楽があふれていて、クオリティーが非常に高い」「食べるためにどこかに行きたいなら、サンセバスチャン」とスペイン各地の魅力を紹介。自身が住むバルセロナについては「住む場所を決めるときは、その場所の音楽のトップテンのチャートを見る。バルセロナはロンドンより街で奏でている音楽がすばらしい。表現者が自由な国は面白い。街がカラフルなのがバルセロナの最大の魅力です」と絶賛した。
現在住んでいるスペインの魅力について90分間熱弁し続け「人生3カ月休むなんてたいしたことない。今なら行こうとすればどこにでも行けるんだから、エキサイティングな日々を過ごしてください」と250人の観客に呼びかけ、トーク後は観客からの質問にも答えた。次に長期間住みたいところを聞かれ「落ち着かない性格だから行動範囲を広げたい。中南米もいいな」と話し、「大変な中でもいいことは必ずある。新しいビート、生き方を学び直さなければいけない時代だから、自分がどう楽しくあるべきかを考えるべき」と人生観を熱く語っていた。
「第8回ラテンビート映画祭」は、スペインや中南米諸国の新作映画全14作品を一挙上映。コメディー、青春ロードムービー、サスペンスをはじめ、スペイン内戦を題材にした社会派ドラマまでさまざまなジャンルの映画が本邦初公開されている。映画祭は新宿バルト9で19日までで、22~25日には京都市南区のT・ジョイ京都で、10月7~10日には横浜市中区の横浜ブルク13で開催予定。(毎日新聞デジタル)