原田泰造:映画「アントキノイノチ」スピンオフドラマで主演 榮倉、サトエリら映画出演陣も登場

「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」の一場面=TBS提供
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「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」の一場面=TBS提供

 お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが、映画「アントキノイノチ」のスピンオフドラマ「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」で、主演を務めることが28日、明らかになった。原田さんは「なぜ佐相(原田さんの役名)はクーパーズ(遺品整理会社)で働くことになったのか、なぜ古田社長(鶴見辰吾さん)はクーパーズを設立することになったのかなど、映画につながるエピソードが描かれます。ドラマオリジナルのキャストである佐藤江梨子さん演じる瞳との出会いが佐相を成長させ、映画につながっていきます。このドラマを見た上で映画を見ていただければ、より深く楽しめると思います。ぜひご覧ください」とPRしている。

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 俳優の岡田将生さんと女優の榮倉奈々さんがダブル主演する映画「アントキノイノチ」(11月19日公開、瀬々敬久監督)は、8月に開催されたカナダ・モントリオール世界映画祭で「イノベーションアワード」を受賞。歌手のさだまさしさんの同名小説が原作で、高校生のときにある事件がきっかけで心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田さん)が「遺品整理業」という仕事を通して久保田ゆき(榮倉さん)と出会い、失われた命や残されたモノに触れることで、生きる勇気を少しずつ取り戻していく姿を描いている。ドラマは、映画の2年前が舞台で、重要な役回りとなる原田さん演じる佐相が、「クーパーズ」で働き始めるところから物語は始まる。鶴見さん演じる古田社長や、のちにクーパーズで働くことになる榮倉さん演じるゆきも登場する。

 ドラマは、社長の古田とともに初仕事に臨んだ佐相は、物にあふれた家の中で初めてかぐ悪臭と、人型にしみが残る布団を目の当たりにして、外に逃げ出してしまう。見かねた社長に促され、近くのマンションで会社のチラシを投函(とうかん)していた佐相は、そのときにすれ違った華やかな女性・瞳から、遺品整理は本人でも依頼できるのかと声を掛けられ、唐突な質問に思わず自殺を考えているのかと問い返してしまう。瞳の言動が気になって仕方がない佐相は、彼女に接触を試みる……というストーリー。

 ドラマのオリジナルキャストで、キーパーソンでもある孤独な独身女性の瞳を佐藤さんが演じ、映画の主人公・杏平役を演じている岡田さんは、ナレーションを担当している。映画は11月19日に全国で公開。ドラマは映画に先駆け11月5日午後3時半~5時、TBS(関東ローカル)で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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