篠原涼子:“娘”との再会に「大きくなって」と感激 「アンフェア」舞台あいさつ

「アンフェア」の舞台あいさつで“娘”との再会に喜ぶ篠原涼子さん
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「アンフェア」の舞台あいさつで“娘”との再会に喜ぶ篠原涼子さん

 女優の篠原涼子さんが28日、映画館「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」(東京都港区)で行われた公開中の主演映画「アンフェア the answer」の舞台あいさつに登場した。映画のヒットを祝うサプライズゲストとして、テレビシリーズで娘・美央を演じた向井地美音(むかいち・みおん)さん(13)が祝福に駆けつけ、久しぶりの再会に、篠原さんは「ありがとう。びっくりしました。こんなに大きくなっちゃって」と感激。テレビシリーズでは小学校2年生だったといい、「頑張ってるママの応援に来ました」などしっかりとした受け答えをする向井地さんに「打ち合わせしてないけど、ちゃんと言えるようになって」と“母の顔”で感慨深げに語っていた。

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 「アンフェア」は、篠原さんが演じる警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンのバツイチ刑事・雪平夏見の活躍を描き、06年1~3月に放送されて全11話の平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、最高視聴率16.5%を獲得した人気ドラマ。07年には劇場版「アンフェア the movie」が公開され、興行収入27億2000万円を突破。「アンフェア the answer」も公開10日間で、興行収入12億円に迫るヒットとなっている。

 映画は、東京都内で殺人事件の容疑者が次々と殺される事件が発生。東京を追われ北海道の西紋別署に勤務する雪平にその容疑がかけられ、逮捕されてしまう。警視庁内に動揺が走る中、雪平は事件の真相を追い求め、逃避行を決意。国家機密が隠されたUSBが事件の鍵を握っていることを知った雪平は元夫、同僚、上司、検察、凶悪犯罪者らに追われながら、事件の真相に近づいていく……というストーリー。主題歌は中島美嘉さんの新曲「LOVE IS ECSTASY」が起用されている。

 「アンフェア」のプロモーションはこれで一区切りという篠原さんは、主人公・雪平夏見のトレードマークである黒のロングコートをまとい登場。“雪平”姿をファンの前で披露したのは初めてで、「ずっと着ないでいたんですけど、今日は最後ということで、雪平見納めという意味も兼ねてこの衣装にしました」と語り、続編に関しての質問が飛ぶと、「“アンフェア”なので、何が起こるかわからない」とコメント。一緒に登場した佐藤監督は「皆さん次第です」とファンに呼びかけていた。

 また、雪平の元夫役で出演している俳優の香川照之さんが、来年6月に歌舞伎俳優として舞台デビューするというニュースに、篠原さんは「昨日知ってびっくりでした。香川さんって45歳で、結構難しいんじゃないかって騒がれてますが、起用な方なので、歌舞伎もできるんじゃないかなって。普段、場をなごませてくれる方で、人としても愛される方。そういう(歌舞伎の)世界でもきっと愛されるんじゃないかな。6月になったら絶対見に行きたい」と語っていた。

 この日の篠原さんは、同じ六本木にあるホテル「グランドハイアット」でティファニーのイベントに出席後、舞台あいさつに登場するという多忙ぶり。イベントで総額2億5000万円のジュエリーを身に着けていたことに触れ、映画の興行収入を合わせて「“15億円の女”でした」と恐縮しきりに振り返っていた。

 映画は全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

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