アメトーーク!
ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
お笑い芸人の狩野英孝さん(29)が5日、東京都内で会見を開き、「私、狩野英孝、婚約したことをごほうこ、ご報告させていただきます」と“カミカミ”で婚約を報告し、「まだまだ未熟ですが幸せな家庭を築いていきたいと思います。これからは、なるべくすべらないように、かまないように、安定した笑いを取っていきたい。1人じゃないんでね」と語った。お相手は5年間交際した3歳年上の一般女性・アツコさんで、狩野さんは、9月14日に幕張メッセ(千葉市美浜区)でアーティスト「50TA(フィフティーエー)」として行ったライブのステージ上で観客5000人を前に、オリジナルのラブソングを歌い、公開プロポーズに成功した。4日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)3時間スペシャル内で一部始終が放送されていた。
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プロポーズの際に贈った婚約指輪は、高級ブランドのダイヤのリングで、「人生初、最高の買い物ですね。いままでコツコツためてきた貯金をほとんどはたきまして、逆に彼女に心配されました」と話し、値段については「うちの父親がお母さんに贈った指輪が100万円なんですよ。それを超えてやろうと。3桁いきました」と説明。彼女に指輪を贈るのは初めての経験といい、「サイズがちょっと大きかったですね。彼女とサイズ直しに行って、イニシャルも入れてもらいました」と笑顔で語った。
婚姻届の提出については、「2人で話し合った結果、来年の2月22日が僕の誕生日なので、そこで籍を入れようかなと。30歳になるので、大人になって、いい節目かなと」と明かし、挙式・披露宴については「まだ考えてないですね。結婚式を挙げるなら、うちの親は『実家の神社で』といってるんですが、ぼく昔から教会で挙げるのが夢で。彼女も女の子なんでウエディングドレスを着たいといってますし、ぼくも白いスーツを着たいですね」と思いを語った。子どもについては「男でも女でも、どっちもほしいですけど、極力早くほしいなという思いはある。実家の神社が安産の神様なので、まだ全然ですが、授かったらいいなと思ってます」と期待していた。
宮城県栗原市にある実家の神社と教会と、両方での挙式の可能性を問われると「あるかもしれないですね。実家を守るためにも実家でやらないといけないかなというのもある」と語り、実家の神社については「将来的には継ぎます。父親が元気でバリバリできるので、今は甘えさせてもらってますが」ときっぱり。神主の妻になることも「彼女にも話したこともあるんですけど、『いいよ』っていってくれてます。田舎の方なんですが、行ってもいいよっていってくれたときは本当感動しました」とうれしそうに話していた。
同番組のドッキリ企画で何度となくだまされてきた狩野さんだが、「浮気の心配は?」との質問には「絶対ないです。これからは、どんなものが来ても、メールが来ても、ドッキリとか誘惑されたりとかしても絶対です! 結婚するし30歳にもなるので本当にしっかりしないといけないなと強く思います。常に危機感を持って過ごしたい」とキッパリ。さらに「結婚の喜びを一発ギャグで」というリクエストには、「じゃーんけーんぽーん。あっち向かないで、俺だけを見ろ」と決めて見せたが、報道陣からは失笑が漏れただけで、狩野さんは「彼女にはウケました」と苦笑いだった。
狩野さんは、これまで自身を支えてくれたアツコさんとの思い出などを歌詞にこめた自作ラブソング「未来」を、時折涙目になりながらも、観客5000人を前に熱唱。「結婚しよ!」と呼びかけ、ゴンドラに乗ってスタンド席のアツコさんの下に。改めて「結婚してください」と男らしくプロポーズし、アツコさんも承諾。プロポーズ企画をサポートした同番組の司会を務める「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんらも登場し、観客とともに2人を祝福。田村さんも涙するなど感動の展開となった。 (毎日新聞デジタル)