注目アニメ紹介:「UN-GO」 坂口安吾の小説を基にしたミステリー 探偵と美少年のコンビが事件の謎に迫る

アニメ「UN-GO」のメーンポスター画像(C)「UN-GO」製作委員会
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アニメ「UN-GO」のメーンポスター画像(C)「UN-GO」製作委員会

 坂口安吾の小説「明治開化安吾捕物帖」を原案とした探偵ミステリーアニメ「UN-GO(アンゴ)」が13日深夜、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で始まる。探偵の結城新十郎と、不思議な少年・因果(いんが)の2人が、次々と舞い込む事件の謎に迫るミステリーだ。

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 “終戦”を迎え、戦争の傷跡が残る未来の東京に「名探偵以上の推理力の持ち主」として世間に知られる海勝麟六(かいしょう・りんろく)がいた。海勝は、政財界に通じ、通信インフラを牛耳るメディア王で、その膨大な情報と明晰(めいせき)な頭脳で数々の難事件を解決に導いてきたが、その推理には裏があった。新十郎と因果はその推理の裏にある真実をあぶり出していく……という物語。

 見どころは「明治開化安吾捕物帖」を原案にしつつ、設定を未来に移すなどの大胆なアレンジ。「とっくの昔にはやらなくなった」とされる探偵を名乗る新十郎と小悪魔的な因果が、どのような真実を探り当てるのか、アニメならではの新たな捕物帖に注目だ。また大ヒットアニメ「鋼の錬金術師」のコンビとして知られる水島精二監督とストーリー・脚本を手がける會川昇さんに加え、イラストレーターのpakoさんとマンガ家の高河ゆんさんがキャラクターデザインを担当するなど、豪華スタッフ陣が集結している点にも期待が膨らむ。

 結城新十郎役は劇場版アニメ「銀色の髪のアギト」の勝地涼さん、因果役は「とある科学の超電磁砲」の豊崎愛生さん、海勝麟六役は「薄桜鬼~新選組奇譚~」の三木眞一郎さんが担当する。制作は「鋼の錬金術師」や「STAR DRIVER 輝きのタクト」のボンズが手がける。13日(毎週木曜深夜0時45分~)放送開始のフジテレビを皮切りに系列局の「ノイタミナ」枠で順次放送される。

 ※放送局・時間は変更される場合があります。

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