紅白歌合戦:司会は2年連続「嵐」と朝ドラヒロイン・井上真央 

紅白歌合戦の紅組司会者に決まり会見に登場した井上真央さん
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紅白歌合戦の紅組司会者に決まり会見に登場した井上真央さん

 NHKは19日、大みそかに放送される「第62回NHK紅白歌合戦」の白組司会者に人気グループ「嵐」、紅組司会者に井上真央さんが決まったと発表した。「嵐」はグループ初司会の昨年に引き続き、2年連続2回目。今年NHK連続テレビ小説「おひさま」のヒロインを務めた井上さんはテレビ番組の司会は初めて。「嵐」と朝ドラヒロインの組み合わせは昨年の嵐と松下奈緒さんの組み合わせに続いて2年連続。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見に、司会に決まった6人が登場した。総合司会は阿部渉アナウンサー。 

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 井上さんは「司会も歌手活動もしたことがないのに、なんで私なんだろうと。不安な方もいると思う。私が一番不安です。(「おひさま」に主演し)全国でたくさんの方に応援していただいたお陰。その方たちが少しでも喜んでもらえたら。歌手のみなさんの足を引っ張らないように。嵐のみなさんにいろいろ教えていただこうと思います」とコメントした。

 「嵐」の松本潤さんは「まさか2年連続でやらせていただけるとは思っていなかった。たくさんつらい思いをされた方が多い年だったと思う。そんな年に司会をやらせていただくので、僕らなりに最後楽しい1日になるように、来年、1日1日が楽しくなるような、紅白を作っていけたら。明るい楽しい紅白にしたい」と意気込んだ。

 「嵐」の大野智さんが「今年も(勝利の)旗を持ちたい」と意気込むと、井上さんも「紅組が6連敗しているので、今年は勝ちたい」と応酬。「嵐」の櫻井翔さんは「(井上さんは)柔らかな雰囲気をまといつつ、明るくて聡明な印象。一緒に力を合わせてやっていきたい。(井上さんが)今日、白いお召し物なので、半ば白組の気持ちだと解釈しています」とコメントした。井上さんは「悩んだんですけど、(白組の勝利に)あやからせていただこうと思って」と笑顔を見せ、「(ベルトに)ワンポイントで(赤を)入れました」とアピールしていた。

 同局は「テーマにもっともふさわしい2組。井上さんは『おひさま』のヒロインとして明るさ、励ましを届けてくれた。素顔も明るい方。司会を華やかに務めてもらえると思う。嵐のみなさんは、CD、DVDがヒットし、コンサートの集客もある。震災復興への取り組みも積極的に参画している。今年はいろんなアイデアがあると聞いているので楽しみ」とコメントしている。

 今年の「紅白歌合戦」は「あしたを歌おう。」をテーマに、昨年の午後7時半スタートから15分繰り上げ、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。(毎日新聞デジタル)

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