Boyz II Men:結成20周年記念ライブで震災後初来日 「日本好きを証明したかった」

日本ツアー前の記者会見に登場した「Boyz II Men」の(左から)ネイソン・モーリスさん、ウォンヤ・モーリスさん、ショーン・ストックマンさん
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日本ツアー前の記者会見に登場した「Boyz II Men」の(左から)ネイソン・モーリスさん、ウォンヤ・モーリスさん、ショーン・ストックマンさん

 結成20周年記念のコンサートツアーのため来日した米ボーカルグループ「Boyz II Men」(ボーイズ2メン)が11日、東京都内で会見した。東日本大震災後、初めての来日で、メンバーのショーン・ストックマンさんは「日本のことが好きだったので地震のことを知って心が痛んだ。今回、このように来日して、日本が好きということを証明したかった」と思いを明かした。

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 また、ネイソン・モーリスさんは「日本の方にはたくさんの愛情を注いでもらっているので、私たちも同じようにお返しし、音楽を通して、僕たちのできることで癒やしていきたい」とコメント。ウォンヤ・モーリスさんは「日本の方は大切な友人で、感謝をしている。ツアーは仙台にも行くので、皆さんと一緒に歌って笑って踊って、つらいことを忘れてくれれば」と呼びかけた。

 「Boyz II Men」は、米フィラデルフィアで結成され、91年にモータウン・レコードからデビュー。これまでのレコード総売り上げは6000万枚以上で、94年の「I'll Make Love To You」は、全米シングルチャートで14週にわたって1位を獲得。95年のマライア・キャリーさんとのデュエット曲「One Sweet Day」では、16週連続1位という記録を作った。

 今回の結成20周年記念ツアーは「20TH ANNIVERSARY JAPAN TOUR2011」と題し、これまでのヒット曲を中心に10月に発売された20周年記念アルバム「TWENTY」などの収録曲も披露される予定。12日の広島公演を皮切りに大阪、仙台、札幌、名古屋、福岡、東京でコンサートを行う。

 会見で、ウォンヤさんは「日本でパフォーマンスをするのが一番好き。特別な国で家族みたい、第二の故郷みたいな存在です。今後も同じような関係を続けていければ」と笑顔で語った。今回のツアーについて、「素晴らしいショーにするつもりです。私たちの愛情を感じてくれれば」とアピールした。(毎日新聞デジタル)

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