映画興行成績:三谷幸喜「ステキな金縛り」V4 「アントキノイノチ」は5位

「ステキな金縛り」の一場面 (C)2011 フジテレビ 東宝
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「ステキな金縛り」の一場面 (C)2011 フジテレビ 東宝

 21日発表された19、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、三谷幸喜監督の最新作「ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON」が4週連続で首位を獲得。累計では220万人、興行収入も27億円を突破した。4週目を迎えた週末でも、動員は前週比で91%と好成績をキープし続けている。2位の「カイジ2 人生奪回ゲーム」も引き続き好調で、上位4位に順位の変動はなかった。

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 新作では、5位に俳優の岡田将生さんと女優の榮倉奈々さんがダブル主演を務める「アントキノイノチ」が初登場。全国230スクリーンで公開され、初日2日間で約7万人を動員し、興行収入は約9358万円だった。アンディ・ラウさんらアクションスターが豪華競演を果たした「新少林寺/SHAOLIN」は10位に登場。全国64スクリーンで公開され、初日2日間の成績は約2万人、興行収入約1907万円だった。

 「アントキノイノチ」は、歌手のさだまさしさんの小説が原作。高校生のときにある事件で心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田さん)が「遺品整理業」という仕事を通して久保田ゆき(榮倉さん)と出会い、生きる勇気を少しずつ取り戻していく姿を描いている。映画「ヘヴンズストーリー」で第61回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞と最優秀アジア映画賞の2冠を獲得した瀬々監督が手がけ、映画「余命1ケ月の花嫁」の製作チームが参加。カナダ・モントリオール世界映画祭で「イノベーションアワード」を受賞している。

 「新少林寺/SHAOLIN」はジェット・リーさんをスターにしたカンフー映画の金字塔となった映画「少林寺」を、同作で映画出演99作目のジャッキー・チェンさんのほか、ニコラス・ツェーさん、ファン・ビンビンさんらアジアの名優たちが豪華共演でよみがえらせたアクション作。20世紀初頭の中華民国を舞台に、悪の限りを尽くした男が、愛する者を失った悲しみから人々のために生きる決意をする……という新たなストーリーで、近代武器と伝統武術の戦いの果てに炎上する少林寺を描き出す。(毎日新聞デジタル)

1位 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON

2位 カイジ2 人生奪回ゲーム

3位 マネーボール

4位 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

5位 アントキノイノチ

6位 スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪

7位 インモータルズ−神々の戦い−

8位 コンテイジョン

9位 パラノーマル・アクティビティ3

10位 新少林寺/SHAOLIN

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