松本人志:左ひざ疲労骨折も「ガキ使」SPで過酷ロケ 裏番組の紅白にライバル心

左ひざの疲労骨折を明かしたダウンタウンの松本人志さん
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左ひざの疲労骨折を明かしたダウンタウンの松本人志さん

 バラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系)の大みそか特別番組「絶対に笑ってはいけない空港(エアポート)24時!」の発表会見が30日、同局内で行われた。ダウンタウンら「ガキ使」メンバーが、新聞記者やナースなどにふんして、笑ったら尻をたたかれる年末恒例企画の第6弾で、今回新人キャビンアテンダント(CA)にふんしたダウンタウンの松本人志さんは、収録の約1週間前に左ひざを疲労骨折していたことを明かし、「そんな中で最後にゾンビに追いかけられ、加減すると言っていたのにスパルタな方ばかりで……」と過酷なロケを振り返った。

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 この日は、奇しくも大みそかの“裏番組”となるNHK紅白歌合戦の出場者発表会見もほぼ同時刻に行われており、記者から告げられると、ダウンタウンの浜田雅功さんは「ここに来ててええの?」と“逆質問”。松本さんは「毎年ぶつけて来よる! 何とか今年は(視聴率を)抜きたいですけどねえ」と冗談めかしながらライバル心?をのぞかせ、他のメンバーから「こっちは6年目。向こうは62回やってる」と突っ込まれていた。

 疲労骨折について、松本さんは、(番組収録の)1週間前くらい。ジムで走りすぎたみたいです。(左ひざの内側あたりに手を当てながら)軽くひびが入っていたみたい」と説明。収録は茨城空港で行われたため、移動には苦労したといい、「階段の上り下りは、抱きかかえられながらだった。トイレが1階で、待機場所が3階だったんで……」と苦労を語ると、浜田さんは「松本がトイレに行きたいといってからひとつハプニングがあった。われわれは大騒ぎでしたよ!」と明かしていた。

 「笑ってはいけない」シリーズは、松本さんと浜田さん、山崎邦正さん、ココリコの遠藤章造さんと田中直樹さんの5人が、「どんなことが起きても絶対に笑ってはいけない」というルールでロケに臨むが、大物俳優や著名文化人らが「仕掛け人」となった笑いのトラップが仕掛けられ、笑うと罰ゲームとして尻をたたかれるという人気企画。10年放送の「絶対に笑ってはいけないスパイ24時!」の視聴率は、1部が15.3%、2部が14.3%を記録。12月7日にはDVDも発売される。

 今回は、5人が新人CAとして研修を行う……という設定で、移動中のバス、研修室、新人歓迎式典、ライバル会社のCAとの合同訓練、労働組合との労使交渉、芸術鑑賞会などさまざまなシチュエーションに挑戦。研修の集大成として“絶対に驚いてはいけない”過酷なミッションも待っている。教育係として大物女優、伝説のCAとして大物タレントが登場するなど豪華ゲストにも注目が集まる。なお、収録は、茨城空港など茨城県内で行われ、制作、技術、美術スタッフや出演者など400人以上が撮影に参加したという。番組は日本テレビ系で12月31日午後6時半~深夜0時半に放送。(毎日新聞デジタル)

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