ダメパパとしっかりものの息子が10年ぶりに再会し、スクラップ寸前の旧式ロボットATOMを介して、父子の絆を修復していく様子を近未来を舞台に描く「リアル・スティール」が9日から全国公開されている。ダメパパをヒュー・ジャックマンさんが、できた”息子をダコタ・ゴヨ君が演じている。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
原作はリチャード・マシスンさんの短編小説で、スティーブン・スピルバーグさんが11年前に入手した脚本を基に製作した。スピルバーグさん自身は、ロバート・ゼメキスさんとともに製作総指揮として裏方に回り、メガホンは「ナイトミュージアム」(06年)や「ピンクパンサー」(06年)などで知られるショーン・レヴィさんに託した。
近未来が舞台で、しかもロボットが登場するということで、SFアクションを想像する人は多いだろう。しかし、やや趣が異なる。元ボクサーで、今はしがないロボット格闘技のトレーナー、チャーリー(ジャックマンさん)が、11歳の息子マックス(ゴヨ君)と協力しATOMを戦わせることで、かつてのプライドを取り戻し、父と息子の絆も回復させていくというヒューマンな内容がしっかりと盛り込まれている。内容に磨きをかけ、スピルバーグさんが「美しい」とたたえた脚本を手がけたのは、ジョン・ゲイティンズさん。「陽だまりのグラウンド」(01年)や「コーチ・カーター」(05年)などを担当し、スポーツ感動ドラマを得意とするゲイティンズさんだけあって、性別、世代を問わず感動でき、万人受けのする仕上がりとなった。9日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)で主人公モアナが楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌う劇…
人気グループ「なにわ男子」の長尾謙杜さんが、2025年4月4日公開の映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)で劇場映画初主演を務めることが11月22日、分かった。ヒロイン役は俳…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…
故・坂本龍一さんが指揮をとった2014年のフルオーケストラ公演「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」の模様が映画化され、2…
俳優の今田美桜さんが11月19日、東京都内で行われた映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに、他のメインキャストと共に出席。美…