松嶋菜々子:“探偵の女ボス”役で12年ぶり月9に出演 嵐・松本潤主演「ラッキーセブン」

 放送中の主演ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で30%に迫る高視聴率をたたき出している女優の松嶋菜々子さん(38)が、人気グループ「嵐」の松本潤さん(28)が主演する12年1月スタートの月9ドラマ「ラッキーセブン」(フジテレビ系)に出演する。松嶋さんが同枠のドラマに出演するのは00年に主演した「やまとなでしこ」以来、約12年ぶりで、今回は松本さん演じる新米探偵・時多駿太郎が勤める探偵事務所の“女ボス”を演じる。また仲里依紗さん、吹石一恵さん、岡江久美子さんも出演する。

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 ドラマは、これまで20~30代前半の女性視聴者に向けた恋愛ドラマを中心に放送してきた“月9”枠が、路線を一新して手がけるアクションエンターテインメント作。東京・北品川にある小さな探偵社を舞台にした群像劇で、探偵社に勤める7人が最初はかみあわないながらも徐々にチームワークを発揮して、難事件を解決していく物語だ。映画「GANTZ」の佐藤信介監督が演出を手がける。駿太郎と常に対立する探偵・新田輝役で瑛太さん(28)、駿太郎と新田の“アニキ”を自任する旭淳平を大泉洋さん(38)が演じる。

 松嶋さんが演じる探偵事務所の経営者・藤崎瞳子(とうこ)は、華やかでゴージャス、さらに聡明で決断力があり、逆境にも動じないしんの強い女性という役どころ。駿太郎を探偵事務所にスカウトする人物で、物語が進むにつれ、探偵事務所を経営する目的が明らかになっていくという。駿太郎がほのかなあこがれを抱く人物でもある。松嶋さんは「初めての挑戦となるアクションエンターテインメント作品、探偵社の“女ボス”という役どころ、そして、個性豊かなキャストの皆さんとの共演、今から撮影に入るのをとても楽しみにしております」とコメントしている。

 また仲さんは、駿太郎や新田、淳平のやりとりを冷めた目で見ながらも彼らとの連携で活躍する同僚の探偵・水野飛鳥を演じる。すでに撮影をスタートさせている仲さんは「男の人たちが動くかっこいいドラマになっていると思うので、ぜひご期待ください。私もちらっとアクションシーンがあると思うので、そこもぜひ見ていただきたいです」と話している。吹石さんは探偵事務所と関わりのある警部補・桐原由貴、岡江さんは駿太郎の母・百合子を演じる。

 放送は12年1月16日から毎週月曜午後9時。(毎日新聞デジタル)

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