三谷幸喜監督の最新映画「ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON」が海外第1号として30日から台湾で公開されるのを前に、18日に台湾プレミアが行われた。訪台した三谷監督は「商いの神様」関羽雲長をまつった行天宮を参拝し、現地でのヒットを祈念。その後、台北市内の劇場で舞台あいさつと質疑応答を受け、北京語で「みなさん、おはようございます。三谷幸喜です。私の北京語がおわかりになりますか? 残念ながら私は全くわかりません」と三谷流のスピーチをし会場を沸かせた。
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「ステキな金縛り」は同監督の5作目となる映画。失敗続きで後がない弁護士・エミ(深津絵里さん)は、ある殺人事件を担当することになる。被告人(KANさん)は、事件当夜に旅館の一室で金縛りにあっていたことをアリバイに無実を主張するが、無実を証明できるのは一晩中、被告人の上にのしかかっていた落ち武者の幽霊・六兵衛(西田敏行さん)だけ。エミは六兵衛に会い、彼を証人として法廷に召喚するが……というコメディー。日本では公開50日で入場人員が310万人を突破し、興行収入38億3000万円を記録している。
台湾でも三谷作品の人気が高く、三谷監督は映画「THE 有頂天ホテル」での台湾上映時エピソードを「観客のみなさんが死んでしまうのではないかと思うくらい笑って、喜んでくださった」と振り返り、「今日もみなさんの反応を目の当たりにし、日本の方以上に僕の作品を愛してくれているのがわかりました」と上機嫌に語った。質疑応答では質問が殺到し「なぜ有名な俳優を集められるのか?」という問いに「それは僕が頼んでいるわけではなく“出たい、出たい”と言っているから仕方なく出してあげています」とユーモアを交えて答えた。
「コメディーを作るのは時間がかかります。今は10年後に作る映画の台本を書いています」と今後の作品を製作中であることを明かした三谷監督。イベントでは、甲羅の中に古いコインを入れて甲羅を振りコインの表裏で判断する“亀占い”で三谷監督の12年が占われ、「カミナリのように世界中を驚かせるようになる」とさらなる飛躍が確約された。(毎日新聞デジタル)
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