瑛太:「格好いいものになった」と自信 豪華キャストで映画「ワイルド7」初日あいさつ

映画「ワイルド7」の初日舞台あいさつに登場した瑛太さん
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映画「ワイルド7」の初日舞台あいさつに登場した瑛太さん

 俳優の瑛太さんが21日、東京都内の映画館で行われた主演映画「ワイルド7」(羽住英一郎監督)の公開初日舞台あいさつに、椎名桔平さん、「関ジャニ∞」の丸山隆平さん、深田恭子さんら豪華キャストとともに登場。「北九州でロケをしていて、トイレで清掃員のおばさんに、『(主人公の)飛葉になってるよ』」と言ってもらって、そこから開き直って、胸を張って飛葉を演じようと思えた」とエピソードを明かし、「原作ファンの方も多いが、本当に格好いいものになっていると思うし、原作を知らない方も楽しめる作品になっていると思う」と自信を見せた。

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 「ワイルド7」は、望月三起也さんが69~79年に「週刊少年キング」(少年画報社)で連載した白バイの警察官にスカウトされた元犯罪者たちが、悪人を問答無用に裁いていく痛快アクションマンガ。72、73年にはテレビドラマ全25話が放送された。望月さんはその後、「新ワイルド7」「続・新ワイルド7」「飛葉」などの続編を発表。94年にはOVA化もされている。

 映画は、警視正・草波勝(中井貴一さん)の発案で警視庁内に作られた、重大な犯罪歴を持つ7人のメンバーからなる超法規的機関「ワイルド7」の活躍を描くアクション・エンターテインメント。ある日、殺人ウイルスを東京上空から散布すると脅迫する事件が発生し、リーダー・飛葉(瑛太さん)ら「ワイルド7」のメンバーが、犯人グループの正体をつかむため東京中をバイクで走り回り……という物語。「ワイルド7」のメンバーを演じたのは、瑛太さんのほか、椎名さん、丸山さん、宇梶剛士さん、阿部力さん、平山祐介さん、松本実さんの7人。深田さんが謎の美女・本間ユキを演じたほか、本仮屋ユイカさん、要潤さんらも出演している。

 舞台あいさつには、原作者の望月さんも登場し、「ほとんどファン状態で見させてもらった。楽しいですよ!」と映画を絶賛。今年の漢字「絆」について質問されると、二十数年前、一緒にサッカーをした学生から「『役者をやっているので、先生の作品が映画化されたら出してください』と言われた。『できるなら飛葉をやりたい』と。それが椎名桔平君だった」と明かし、「とにかく態度がでかくて、チームの中に、これだけ図々しいやつはいなかったから。でも、ぼくも約束を果たせたし、それが絆だと思う」と秘話を明かし、客席を沸かせていた。

 映画「ワイルド7」は、全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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