堀北真希:東京タワー周辺でスカイライティング 「ポッカリ雲がなくなってきれい」と感動

映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の出演者らが登場した記念イベントでスカイライディングで空に「333」と描いた様子
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映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の出演者らが登場した記念イベントでスカイライディングで空に「333」と描いた様子

 映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」」(山崎貴監督)の公開に先がけて12日、映画のシンボルとなった「東京タワー」近くのホテル「ザ・プリンスパークタワー」(東京都港区)で行われたイベントに、主演の吉岡秀隆さんや堀北真希さんらが登場。イベントでは、劇中にも登場する飛行機が空に文字を描く「スカイライティング」が披露された。それを見た堀北さんは「さっきまで空にずっと厚い雲があったのに、うそみたいに東京タワーの周りだけポッカリ雲がなくなってきれいに見えました」と感動した様子だった。

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 スカイライティングではプロペラ飛行機3機が東京タワー上空を飛び、東京タワーの高さ333メートルと“3”丁目の夕日、シリーズ“3”作目、“3”D作品にちなんで“333”と数字を空に描いた。山崎監督は「無謀な企画だと思っていましたけど、見事やり遂げましたね。(映画では五輪マークのスカイライティングを)CGで作ったんですけど、やっぱり本物にはかないませんね」と絶賛していた。

 映画は、昭和30年代の日本の街並みをありありと描いた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの第3弾で、シリーズ初の3D作品。舞台は前作から5年後、東京五輪開催の64年。開催国となった日本は、高度経済成長のまっただ中にあった。しかし「夕日町三丁目」には、以前と変わらぬ風景が広がっている。もうすぐ家族が1人増える予定の「茶川家」、事業も快調で“日本一の会社にする”夢にまっしぐらの「鈴木オート」など、住民たちは、それぞれににぎやかな日常を過ごしている……という設定。

 吉岡さんは間近で見る東京タワーに「(東京の)シンボルですからね。変わりゆく東京を見守ってきたのかと思うといいですね……」としみじみ語り、「本当に誇らしい作品。パワースポットに行くのもいいですが、1年の初めに映画館に行ってパワーを蓄えてください」と映画をアピールした。今作には、吉岡さん、堀北さん、イベントにも登場した薬師丸ひろ子さん、須賀健太さんのほか、堤真一さん、小雪さん、もたいまさこさん、三浦友和さんなどおなじみの“三丁目の人々”が出演する。21日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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