俳優のオダギリジョーさんが14日、主演映画「マイウェイ 12,000キロの真実」(カン・ジェギュ監督)の初日舞台あいさつに登場。オダギリさんは、「最近この映画の取材とかで珍しく働いていて、もう話すことがなくなってしまったんですけど……」と冗談を飛ばしながらも、「罰としてつり下げられるシーンでは監督からふんどしで撮影したいと言われて。(共演する韓国人俳優の)チャン・ドンゴンとふんどし姿でつるされたら日本人に笑われると思ったし、まずドンゴン氏が受け入れられないんじゃないかと思って、ドンゴン氏の代わりに僕が強くお断りした」と“一番ウケがいい”というエピソードを披露した。
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また、オダギリさんは「本当に大変で逃げたい日々だった。いま振り返るとあの日々を乗り越えられたので、大変な台本も乗り越えられる自信につながりました」とにっこり。観客から拍手が送られると、「すみません。拍手までいただいてしまって……」とうれしそうだった。
「マイウェイ」は、1928年の日本統治下のソウルが舞台の実話を基にした作品。戦時下の極限状態で絆を深めた日韓の男同士の友情を描く。何不自由なく暮らす長谷川辰雄(オダギリさん)は、使用人として雇われた一家の少年のキム・ジュンシク(ドンゴンさん)と出会い、境遇が異なる2人が走ることを通じてライバルとして成長する。五輪の選考会でのある事件をきっかけに2人の人生は大きく変わってしまう……というストーリー。
初日舞台あいさつには、オダギリさんをはじめ、ジェギュ監督、夏八木勲さん、佐野史郎さん、鶴見辰吾さんも登場。監督からオファーを受け1年半~2年経過したというオダギリさんは、「これまでそういうことがなかったので、振り返ってみると……涙がまったく出ないんですけど」と冗談を交えながらも、「ようやくみなさんに見てもらえる日を迎えて安心。感無量とともにどこか脱力している感じ」と現在の心境を明かした。
ジェギュ監督は、「日本では韓流ブームで、韓国を愛してもらってうれしい。でも、日本と韓国が友人となるための準備ができているのかという思いを持ちながら撮影した。日韓の人々が互いを理解し歩み寄り本当の友達となるきっかけになれれば」と呼びかけた。(毎日新聞デジタル)
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