俳優の三浦友和さんが17日、東京都内で行われた映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(山崎貴監督)の3Dプレミア試写会に薬師丸ひろ子さんら出演者と登場。“三丁目の人々”が東京オリンピック女子バレーボールで金メダルを獲得した“東洋の魔女”たちを応援する姿が描かれることにちなみ、この日は丸山(旧姓・磯辺)サタさん、内田(旧姓・藤本)佑子さんら“東洋の魔女”がサプライズ登場。68歳になったという丸山さんは「年で身長が低くなった」と苦笑いだったが、内田さんは「毎日同じ練習ばかりで、映画や音楽、彼氏のかの字もないような生活だった」と当時のエピソードを次々と披露。そのパワーに出演者は終始圧倒されていたが、三浦さんは「最強のチームでこわいイメージがありましたが、やさしいお母様方」と表現。内田さんは「そりゃそうですよ!次回作では通行人くらいで出させてもらおうかしら」とちゃめっ気たっぷりにアピールし、会場を沸かせていた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
当時中学1年生だったという三浦さんは、「白黒テレビで拝見しましたが、(女子サッカー日本代表の)なでしこ(ジャパン)が優勝したときの感動の10倍、20倍だった。国をあげての応援はこういうこと」としみじみ。1964年生まれの薬師丸さんは、「日本中を熱狂の渦に包み込んだみなさんのご活躍は、どれだけ歓喜したか想像できます。みなさんいい笑顔ですてきな方たちだな」と笑顔を見せていた。
映画は、前作から5年後の東京五輪開催の64年が舞台。開催国となった日本は、高度経済成長のまっただ中にあった。しかし「夕日町三丁目」には、以前と変わらぬ風景が広がっている。もうすぐ家族が1人増える予定の「茶川家」、事業も快調で“日本一の会社にする”夢にまっしぐらの「鈴木オート」など、住民たちは、それぞれににぎやかな日常を過ごしている……という設定。吉岡秀隆さん、堤真一さん、小雪さん、堀北真希さん、もたいまさこさん、三浦さん、薬師丸さんなどおなじみの“三丁目の人々”が出演する。
試写会には、吉岡さん、須賀健太さん、山崎監督、“東洋の魔女”の田村(旧姓:篠崎)洋子さん、佐々木節子さんも登場。客席には、東京五輪当時を実際に過ごしたという60歳以上が集まり、中には90歳以上のファンの姿も。観客から「次は昭和の何年ごろに連れていってもらえますか」と問われた山崎監督は、「作るの大変なんです」と笑わせながらも「また見たいといってくださればたぶんまたがんばりたいと思う」と次回作への意欲を見せた。
三浦さんは、「監督、私、薬師丸さん、堀北さん、堤くん、小雪さん、もたいさんはみんな辰(たつ)年です。こんな偶然はなかなかない。いろんな縁があってめぐりあわせも感じてまして、この映画は必ず今までを超えてもっともっと大ヒットするんじゃないかという確信を持っております!」と力強く呼びかけた。映画は21日に公開。(毎日新聞デジタル)
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…
木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。…