女優の瀧本美織さんが、俳優の向井理さん主演で放送中の連続ドラマ「ハングリー!」(毎週火曜午後10時、関西テレビ・フジテレビ系)で、主人公に恋する女子大生・大楠千絵役で出演している。農家の娘で大学の農学部に在学中の千絵は、向井さん演じる英介の料理に心を奪われ、徐々に英介に恋をするが、英介には国仲涼子さん演じるまりあという彼女がいて千絵は片思いという役どころ。そんな千絵の恋愛に「すごく共感できます。片思いは楽しい」とはにかむ瀧本さんに役柄についてや撮影現場の様子などを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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瀧本さんは「(千絵が)好きな人を追いかけている姿はすごく共感できます。片思い中(の時期)はたぶん……、好きですね。楽しいと思います」と笑顔で語る。片思いで楽しいのは「相手とすれ違ったりするだけでキャーッとなったりします」と20歳らしく照れ笑いしながらはにかむ。
一方、ドラマの中で“恋敵”でもある国仲さん演じるまりあについて聞くと「(英介を巡って)戦うのか分からないですけど……。今は一方的にまりあさんを見ているだけ。(英介とまりあの)2人が一緒にいるところを見ているし、(まりあは)彼女という位置にいるから、自信はないですね」とトーンダウン。そして千絵と英介の今後の関係を「分からないけど、(千絵が)“彼女”にはならなくてもいいような気もする……。お互いにいい印象になっていくとは思うので、そこ(恋人)までいけなくても、お互い好き同士みたいな、そういう関係でもいいんじゃないかな。うまくいってほしいなとも思いますけど、(彼女にならなくても)いいのかなと思います」と複雑な乙女心をのぞかせた。
撮影現場を「みんな和気あいあいとした現場でとっても楽しい」と語る瀧本さん。特に主演の向井さんについて「役について真剣に向き合っていて、いろいろ教えてくれたり、こうしようかとか(話してくれる)」と頼りにしているようで、「非の打ちどころがないというか、なんでもできちゃう人。素が(なんでも)できるから、作品で輝けるんですね、きっと」と絶賛する。向井さんが10年前期のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に出演、瀧本さんが同年後期の「てっぱん」に主演していたことから「最初のころは(2人で)朝ドラの話もしました」と懐かしそうに振り返っていた。
次回は、瀧本さんのプライベートについて聞く。
◇プロフィル
たきもと・みおり。91年10月16日生まれ。鳥取県出身。10年1月に公開された映画「彼岸島」でヒロインに抜擢(ばってき)され、女優デビュー。同年9月~11年3月に放送されたNHK連続テレビ小説「てっぱん」でヒロインあかりを演じた後、11年7月スタートの連続ドラマ「美男ですね」(TBS系)で主演した。
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