渋谷ヒカリエ:大人向け新スポットオープンに長蛇の列

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 東京・渋谷に大型複合施設「渋谷ヒカリエ」が26日、オープンした。平日にも関わらず、午前10時のオープン前には多くの人が列を作り、入場規制も行われた。国内最大規模のミュージカル専用劇場や大人向けの店舗が並んでおり、オープン前に行われた開業セレモニーには、女優の片瀬那奈さんや歌舞伎俳優の市川亀治郎さんが登場。桑原敏武渋谷区長らと共にテープカットを行い、大人向けの新スポット誕生に花を添えた。

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 東急電鉄によると、開店待ちの行列はオープンの午前10時には約4000人に達したという。

 「渋谷ヒカリエ」は、渋谷駅東口に直結した高さ約180メートルのビルで、地下3階~地上5階は、20~40代の女性をメーンターゲットにした商業施設「ShinQs(シンクス)」、6~7階は飲食店、8階はイベントスペースやギャラリーを備える「8/(ハチ)」、9~10階はイベントホール「ヒカリエホール」、11~16階はミュージカル専用劇場「東急シアターオーブ」、17~34階はオフィスが入っている。年間で売上高約250億円、来館者1400万人を見込んでいる。

 「ShinQs」は約200店舗の7割以上が渋谷エリア初出店。家具や雑貨を販売する「ザ・コンランショップ」の初のキッチン用品専門店など生活雑貨専門店が数多く登場。アパレルは、“旅”をテーマとした「ビームス ライツ」や日本初上陸となる米シューズブランド「ヴィンス・カムート」などが出店。地下には、オーガニック食材を使った総菜店「オーガニックハウス」、チーズ専門店「ジャコヴィア」、栄養士・管理栄養士のスタッフが客に合わせてお薦めのサプリメントをアドバイスする「ヘルシーワン」、パティシエの鎧塚俊彦さんが手がける「ヨロイヅカファーム・トーキョー」などが軒を連ねている。

 「東急シアターオーブ」は約2000席の大型劇場で、こけら落としとして7月18日から米ブロードウェーの人気ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を公演する。8階の「8/」のギャラリーでは、英・現代美術家のダミアン・ハーストさんの展覧会を開催。47都道府県の食をテーマに日替わり定食や国産ワインを提供する「d47食堂」では食事を楽しめる。

 営業時間は「ShinQs」が午前10時~午後9時、6~7階の飲食店は午前11時~午後11時。(毎日新聞デジタル)

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