14日発表された12日、13日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、3Dホラー映画「貞子3D」が初登場で2位につけた。全国214スクリーンで公開され、土日2日間で約15万4100人を動員、興行収入は約2億4600万円だった。若いカップルや3、4人の学生グループなど、10~20代の若年層を中心に集客し、地方での興行も強く、全国的ヒットとなっている。阿部寛さん主演の映画「テルマエ・ロマエ」は3週連続1位となり、早くも動員200万人を突破した。
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そのほか、新作では米俳優のトム・ハンクスさんが製作、監督、脚本、主演の1人4役をこなし、相手役に米女優のジュリア・ロバーツさんを起用し豪華共演が実現した「幸せの教室」が、5位にランクイン。全国314スクリーンで公開され、土日2日間で約7万7700人を動員し、興行収入は約9600万円となった。
「貞子3D」は、Jホラーの代名詞である大ヒットホラー映画「リング」(98年)の原作者・鈴木光司さんによる新たなオリジナルストーリーで、“呪いのビデオ”ならぬ“呪いの動画”で登場人物たちが恐怖に包まれていくさまを描いている。主演は、初めてのホラー映画出演となる女優の石原さとみさんが務め、俳優の瀬戸康史さん、染谷将太さん、山本裕典さん、田山涼成さんらが出演している。
「幸せの教室」は、仕事が生きがいだったが、大学を出ていないからという理由で突然解雇通告された大型スーパーの販売員、ラリー・クラウン(ハンクスさん)が主人公。近所の人のアドバイスに従い、短期大学(コミュニティーカレッジ)に通うことにする。登校初日、受講するスピーチ教室に向かうと、待っていたのは、ダメ夫を抱え、アルコール依存症気味という問題を抱える美人教師(ロバーツさん)だった……というストーリー。(毎日新聞デジタル)
1位 テルマエ・ロマエ
2位 貞子3D
3位 宇宙兄弟
4位 名探偵コナン 11人目のストライカー
5位 幸せの教室
6位 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
7位 僕等がいた 後篇
8位 わが母の記
9位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
10位 劇場版SPEC−天−
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