東京・渋谷の金王八幡宮で21日朝、木製の観測器具を使った“江戸式”の金環日食観測会が行われた。高さ約2メートルの木枠に設置したレンズに光を通して鏡で反射させ、数メートル離れた場所にある約1.5メートル四方の白い布地に、太陽の姿を映し出す手法で、午前7時半過ぎに光のリングが映し出されると、集まった小学生30人と近隣の人々らは「おお、見えたー!」と喜び、拍手が巻き起こった。
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観測会は、江戸時代の天文学者・安井算哲(後の渋川春海)を描いた冲方丁(うぶかた・とう)さんの小説を映画化した「天地明察」(滝田洋二郎監督、9月15日公開)のイベントとして行われ、冲方さん、滝田監督、坂井義人・小川天文台元台長、小倉勝男・国学院大学元教授も参加した。
使われた観測器具は映画の劇中で使用されているもので、レンズは当時、欧州にあったとされる性能のものを使用。小川元台長は「江戸時代にこのような観測器具があったという確証はないが、1670年代ぐらいのヨーロッパには似たような望遠鏡が作られていたので、日本でもありえていい」と“江戸式”に太鼓判を押した。“江戸式”にこだわり、観測器具の操作者や小学生は和服姿だった。
冲方さんは、イベント冒頭のあいさつで「雲、どけーって感じですね。ドキドキしています」と話し、光のリングが見えると「美しいですね」と感無量の様子。滝田監督は喜びながらも「映画ではもっとはっきり見えますよ」とジョークを飛ばし、集まった人々の笑いを誘っていた。また“金環日食の境目”と言われた熊本、香川、京都、福島とユーストリームで中継を結び、各地でリングの観測ができたかどうか判定した。その後、冲方さんと滝田監督は、本殿で映画のヒット祈願を行った。
映画は、江戸時代前期、囲碁棋士の名門に生まれながら、和算に興味を示し、後に日本で初めての独自の暦「大和暦」を作り上げていく算哲の物語。算哲を人気グループ「V6」の岡田准一さん、ヒロインの村瀬えんを宮崎あおいさん、算哲の理解者で協力者の水戸藩主・水戸光圀を中井貴一さん、会津藩主で算哲に改暦事業を命ずる名君・保科正之を松本幸四郎さん、算術塾の主・村瀬義益を佐藤隆太さんが演じる。原作は、第31回吉川英治文学新人賞、10年の本屋大賞を受賞した。(毎日新聞デジタル)
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