21日発表された19日、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、米俳優のジョニー・デップさんとティム・バートン監督の8度目のタッグとなる最新作「ダーク・シャドウ」が初登場首位を獲得。全国571スクリーンで公開され、土日成績は約31万人を動員し、興行収入約4億453万円をあげた。3週連続首位だった阿部寛さん主演の「テルマエ・ロマエ」は2位ながら、前週土日との動員対比で95%と依然好調で、4週目の累計成績は動員250万人、興行収入35億円を突破した。
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2位から5位は前週よりワンランクずつダウン。3位の3Dホラー映画「貞子3D」も、前週土日との動員対比で78%、2週目を迎えて累計興行収入6億円を突破した。4位の「宇宙兄弟」は、累計興行収入10億円、5位の「名探偵コナン 11人目のストライカー」は、累計興行収入30億円をぞれぞれ突破した。そのほか、新作は米俳優のジョージ・クルーニーさんが主演を務める「ファミリー・ツリー」が初登場。全国227スクリーンで19日に公開され、土日成績は約5万人、興行収入約5590万円を記録し、オープニング3日間成績は、約6万人を動員し、興行収入約7535万円となった。
「ダーク・シャドウ」は、60年代にアメリカで人気を博した同名テレビシリーズを映画化。裕福なコリンズ家に育ったプレイボーイのバーナバスは、ある日魔女をふったことからバンパイアに変えられ、生き埋めにされてしまう。200年後によみがえったバーナバスは、朽ち果てた自分の土地と没落した自身の末裔(まつえい)たちと出会い、彼らとともにコリンズ家復興を目指す……という奇想天外なストーリー。デップさんとバートン監督は、多忙なスケジュールの合間を縫って、同映画のプロモーションのために来日し、ジャパン・プレミアや会見に出席した。
ハワイのオアフ島を舞台にした「ファミリー・ツリー」は、今年のアカデミー賞脚色賞を受賞した話題作。最愛の妻が事故で意識不明の状態に陥ったことから、仕事一筋だった主人公の夫、マット・キングが、反抗期の高校生の長女と、学校の問題児でもある小学生の次女の2人を抱え奮闘するという父娘の関係を描く物語。映画「サイドウェイ」(04年)のアレクサンダー・ペイン監督がメガホンをとる。(毎日新聞デジタル)
1位 ダーク・シャドウ
2位 テルマエ・ロマエ
3位 貞子3D
4位 宇宙兄弟
5位 名探偵コナン 11人目のストライカー
6位 ファミリー・ツリー
7位 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
8位 僕等がいた 後篇
9位 幸せの教室
10位 わが母の記
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