アイドルグループ「AKB48」の27枚目のシングルを歌う選抜メンバーを決める「第4回AKB48選抜総選挙」で4位となった指原莉乃さんが16日、同グループの姉妹ユニットで福岡・博多を拠点に活動する「HKT48」に移籍するとブログで発表した。指原さんは、過去の異性との交際が週刊誌で報じられたことを受け、「昨日のオールナイトニッポンで、(総合プロデューサーの)秋元(康)先生からお話がありました。私はHKT48に、移籍することになりました」とつづっている。
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指原さんは「本当に、たくさんのご心配をおかけして、ごめんなさい」と謝罪し、「これからどうなるのか、それは、全くわかりません。がむしゃらに、ひたむきにがんばるしかないです。みなさん全員が、これからも指原を応援してくれるなんて、甘いことは思っていません。なので、がんばるしかないんです」とコメントしている。
また秋元さんはGoogle+で「週刊誌の記事について本人に話を聞いたところ、『すべてが事実ではないが、そう誤解されてもしかたがない』ということでした。3、4年前の、まだ、研究生時代の話とはいえ、AKB48のメンバーとして自覚が足りなかったと反省しています」とし、「指原にはイエローカード一枚相当の厳重注意をしました」と今回の処遇についてコメント。「HKT48のファンのみなさま! 突然の発表ではありましたが、指原莉乃をよろしくお願いします。指原のポジションは、まだ決めていません。現場のスタッフが決めると思うので、応援してあげてください」とも呼びかけている。
指原さんは11年の「第3回AKB選抜総選挙」で、前回19位から9位に大躍進し、今年も4位へ大幅ランクアップした。自虐的な発言などで“へたれキャラ”として知られ、“さしこ”と呼ばれている。人気メンバーの大島優子さんらと派生ユニット「Not yet」に所属。11年10月からバラエティー番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)のレギュラー出演者となり、12年1月にスタートした深夜ドラマ「ミューズの鏡」(日本テレビ)でドラマ初主演。同作の主題歌「それでも好きだよ」でソロデビューしている。(毎日新聞デジタル)