注目ドラマ紹介:「トッカン」 井上真央が新米徴収官役で奮闘 主題歌はミスチル

連続ドラマ「トッカン 特別国税徴収官」第1話の1シーン=日本テレビ提供
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連続ドラマ「トッカン 特別国税徴収官」第1話の1シーン=日本テレビ提供

 女優の井上真央さんがNHK連続テレビ小説「おひさま」以来、約1年3カ月ぶりに連続ドラマの主演を務める「トッカン 特別国税徴収官」(日本テレビ系・水曜午後10時)が4日から放送される。井上さんが、税金の徴収官の中でも特に悪質な事案を扱う特別国税徴収官(トッカン)の補佐役として奮闘する姿のほか、「トッカン」はじめ差し押さえを意味する「S(エス)」、徴収官を意味する「ギョウニン」など毎週登場する“トッカン用語”も注目だ。

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 ドラマは、高殿円さんが月刊誌「ミステリマガジン」に連載中の小説が原作。女性マンガ誌「YOU」(集英社)でもマンガ化されている。ドラマは、家庭の事情から「どうしても安定した職に就きたくて」公務員となった新米の税金徴収官・鈴宮深樹(井上さん)が、仕事を通じて、働くことの厳しさ、難しさを学び、友人や親との確執、将来に悩み苦しみながらも前向きに成長していく姿を描く。井上さんは、冷血無比な上司の前では言いたいことを言えず「ぐっ」と詰まってしまうことから「ぐー子」と呼ばれるという役どころだ。

 そのほかのキャストとして、鈴宮の上司で周囲から“死神”と言われているトッカン・鏡雅愛(かがみまさちか)を北村有起哉さん、鈴宮が配属された宝町税務署の上席徴収官・鍋島木綿子を鈴木砂羽さん、署長の清里を岩松了さんが演じるほか木南晴夏さん、美波さん、若村麻由美さん、塩見三省さん、池田鉄洋さんらが出演する。演出は、映画「舞妓haaaan!!!」「なくもんか」の水田伸生さんが手がけ、主題歌は人気バンド「Mr.Children」が担当する。

 第1話は15分拡大放送。宝町税務署の新米徴収官・鈴宮は、エリートであるトッカンの鏡とコンビを組んで、税金滞納者の徴収をすることになる。鏡の情け容赦ない徴収手段に疑問を抱く鈴宮は、ある工場でまじめに働く照夫(泉谷しげるさん)と史子(りりィさん)夫婦に出会い、「ここからは取れない」と困惑してしまう。鏡はそんな鈴宮を冷たく突き放す。そして数日後、鈴宮は照夫から「大口の仕事が入ったから、最後のチャンスをくれ」と頭を下げられる。鈴宮は照夫を信じて工場に日参し、少しでも返済の手助けをしようとする。照夫たちの仕事は順調に進むかに見えたが、思わぬ事態が待ち受けていて……というストーリー。

 ドラマは、4日から毎週水曜午後10時放送。(毎日新聞デジタル)

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