ディズニー／ピクサーの長編CGアニメ「トイ・ストーリー」の世界をテーマにした新アトラクション「トイ・ストーリー・マニア！」が5日、東京ディズニーシー（TDS、千葉県浦安市）で報道陣向けにお披露目された。東京ディズニーリゾートでは初となる3D映像を使ったライド（乗り物型）アトラクションになる。9日グランドオープン。

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　「トイ・ストーリー・マニア！」は、少年アンディの家のおもちゃのウッディとバズ・ライトイヤーたちの活躍を描いた同アニメを題材に、3D眼鏡をかけてトラムという乗り物に乗り込み、巨大なすごろくやパズルなどがあるアンディの子ども部屋で、3D映像を見ながらシューティングゲームを楽しむという約5分間のアトラクション（ファストパスあり）。高さ約8メートルの大きなウッディの顔の入り口から中に入り、ウッディやバズ・ライトイヤー、ハムやレックスといった映画でおなじみのキャラクターたちと一緒に、「卵投げ」や「風船割り」「皿割り」「輪投げ」など、立体的に映し出されるさまざまな標的を、トラムに備え付けられた銃で狙う。映像が立体的なばかりではなく、標的に命中すると突風が吹いたり、大きな音が出たりと、リアルな仕掛けがあり、キャラクターたちも反応を返してくれるのも魅力だ。

　新アトラクションのある「トイビル・トロリーパーク」は、ニューヨークの古き良き遊園地をテーマにした広場で、「トイ・ストーリー」のキャラクターたちが数多く登場。目や耳などの顔のパーツを付け替えることができるおもちゃ「ミスター・ポテトヘッド」のレビューショーが行われている「トイボックスプレイハウス」や、胴体がバネになった犬のおもちゃ「スリンキー・ドッグ」が目印のショップ、キャラクターにちなんだ3種類のゲームで遊べる「ブルズアイのカーニバルコラール」などが楽しめる。

　新アトラクションオープンを記念して、アトラクションのロゴやキャラクターをモチーフにしたお菓子やストラップなど70種類以上の新グッズ、スリンキー・ドッグをイメージした「ソーセージパイ」（450円）や、カスタード・ストロベリー・チョコレートのクリームが入った約4センチの団子3個セットの「リトルグリーンまん」（350円）など、新メニューを先行発売している。

　「トイ・ストーリー」は96年に日本で公開されたアニメで、00年に「2」、10年に「3」が公開され、「3」の続編となる短編「ニセものバズがやって来た」が、ディズニー／ピクサーの最新作「メリダとおそろしの森」と21日に同時公開される。（毎日新聞デジタル）