AKB48前田敦子:同期たかみなと涙のデュエット ゆきりんキスシーン映像公開も

AKB48初の東京ドーム公演2日目のアンコールで同期の高橋みなみさん(右)と「思い出のほとんど」を一緒に涙を流しながら披露した前田敦子さん (C)AKS
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AKB48初の東京ドーム公演2日目のアンコールで同期の高橋みなみさん(右)と「思い出のほとんど」を一緒に涙を流しながら披露した前田敦子さん (C)AKS

 人気アイドルグループ「AKB48」が目標としてきた初の東京ドーム公演「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」の2日目が25日、開催された。27日に卒業する前田敦子さんは、アンコールで同期の高橋みなみさんと「思い出のほとんど」を共に涙を流しながら披露した。また高橋さんがユニバーサルミュージックからソロデビューすることが発表されたほか、29日発売の「ギンガムチェック」のミュージックビデオの映像が公開され、人気メンバーのゆきりんこと柏木由紀さんと男性俳優とのキスシーンが、会場をどよめかせた。

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 約4万8000人の大観衆を前にアンコールで、05年から第1期生として同グループに所属する前田さんは、泣き崩れる高橋さんと抱き合い、「たかみな、私のワガママで卒業決めちゃってごめんね」と涙ながらに謝り、「いつまでも親友だし、これからもたくさん夢を語り合いたい」と“同志”に呼びかけた。続けて高橋さんのソロデビューが発表され、高橋さんは「ソロで歌うことが夢でした。こうやって自分の夢をかなえることができました」と涙ながらに喜んだ。

 25日の公演では、前田さん、高橋さんをはじめ、板野友美さん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さん、峯岸みなみさんの初期メンバー6人で語り合う場面もあり、峯岸さんが「ここまで来るのにメンバー同士ケンカをしたりしたけど、向いてる方向が一緒だからここまで来られた」、篠田さんが「あきらめずに歩き続けることで、夢はかなうと肌で感じた」とそれぞれが感慨深げにコメント。一方で、同グループを旅立つ前田さんは、「なにがあってもみんなが変わらずいてくれたのはうれしかった」とメンバーに感謝の思いを伝えていた。

 同公演は24~26日の3日間にわたって開催。初日の24日には大幅なチームの再編やメンバーの海外グループへの移籍、高橋さんの「AKBグループ総監督」就任などが発表された。AKB48のほか、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48、JKT48も出演し、1日4万8000人、3日間で合計14万4000人を動員する。公演タイトルの「1830m」は、同グループが本拠地とする秋葉原の「AKB48劇場」から東京ドームまでの距離を示している。(毎日新聞デジタル) 

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