ゲーム質問状:「バイオハザード6」 コンセプトは「群像劇」と「変化」

「バイオハザード6」(PS3・Xbox360、カプコン)
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「バイオハザード6」(PS3・Xbox360、カプコン)

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、大ヒットシリーズの最新作「バイオハザード6」(PS3・Xbox360)です。カプコンの平林良章プロデューサーに作品の魅力を聞きました。

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 −−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 サバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」の最新作です。本作では、7人の主人公と四つのストーリーで描かれる、重厚かつ濃密なストーリーと臨場感あるゲーム体験が楽しめます。また、オンライン、オフラインに限らず1人でのプレーだけでなく、2人での協力プレーも可能です。オンラインプレー時には、最大で4人での協力プレーが可能な場所も!

 −−最新作のコンセプトは?

 本作のコンセプトは、「群像劇」と「変化」。複数の主人公それぞれの立場から描かれる物語は時にお互いが交差(クロスオーバー)していきます。その瞬間、ストーリーだけでなくゲーム体験自体もストーリーの交差に合わせた展開になります。また、本作には“ゾンビ”が再び登場するのですが、そのゾンビと双璧をなす新たな恐怖として「ジュアヴォ」という敵キャラクターが登場します。ジュアヴォは、プレーヤーからダメージを負うたびにその姿、攻撃方法を変えてきます。リアルタイムに変化していく数々の恐怖からのサバイバルを楽しんでもらえたらと思います。

 −−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。

 困ったという話ではないんですが、ちょっと小ネタ話を。本作はすごく真面目にサバイバルホラーを描いていますが、ゲームとしてのちょっとしたお遊び的な要素もところどころに隠されています。もし、中国のステージで、公園ぽいモノを見つけたら、立ち寄っていろいろと試してもらえればと思います。クスッとくるような場面に出合えると思います。

 −−ファンへ一言お願いします。

 四つのストーリーに加え、スコアを競うザ・マーセナリーズ、敵として別のプレーヤーをハントできるエージェントハントなど、非常に盛りだくさんな内容となっております。ぜひ最後まで遊んでもらえたらと思います。よろしくお願いいたします!

 カプコン 編成部 プロデュース室 「バイオハザード6」プロデューサー 平林良章

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