注目映画紹介:「ロックアウト」近未来の刑務所を舞台にした見どころ満載の救出劇

「ロックアウト」の一場面 (C)2011 EUROPACORP
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「ロックアウト」の一場面 (C)2011 EUROPACORP

 リュック・ベッソンさんが製作と脚本を担当した「ロックアウト」が23日から全国で公開された。舞台は2079年の近未来。宇宙に浮かぶ脱獄成功率0%の刑務所で、凶悪犯罪者500人による暴動が発生。たまたま調査のために訪れていた大統領の娘エミリーが人質になってしまう。一方、情報漏えいの罪を着せられ、その刑務所に送られることになったCIAエージェントのスノー。政府は彼にエミリーの救出を命ずる……という展開だ。

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 宇宙に浮かぶ刑務所での囚人たちの暴動、そこから麗しきレディーを救出しろと仰せつかるのは、ある事件の嫌疑がかかる元CIAエージェント。刑務所を乗っ取ったのは凶悪犯の兄……。一つ一つの要素はめずらしくはないものの、それらをまとめあげ、見どころ満載の娯楽作に仕上げている。

 主人公の、タフで礼儀知らずのスノーを演じるのは「メメント」(00年)や最近では「英国王のスピーチ」(10年)、「プロメテウス」(12年)に出演していたガイ・ピアースさん。彼が救出を命じられる大統領の娘エミリーには、やはりベッソンさんプロデュースの「96時間」(08年)や「96時間 リベンジ」(12年)に出演しているマギー・グレイスさんが扮(ふん)している。監督、脚本は、今作が初の長編映画となるスティーブン・セイント・レジャーさんとジェームズ・マザーさんのコンビ。23日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)

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