007シリーズ通算23作目となる最新作「007 スカイフォール」が1日に公開された。“007”こと6代目ジェームズ・ボンドを演じるのはダニエル・クレイグさん。メガホンをとったのは「アメリカン・ビューティー」(99年)で米アカデミー賞監督賞に輝いたサム・メンデス監督。英国情報局秘密情報部(MI6)本部の移転や、MI6武器開発担当者Qの“若返り”など、62年のシリーズ誕生から50年という節目にふさわしい仕上がりになっている。
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クレイグさんがボンドを演じて3作目となる今作は、トルコ・イスタンブールでのアクションシーンで幕を開ける。世界各地に潜伏中のエージェントのリストが何者かに盗まれ、その追跡中に“007”ことジェームズ・ボンドが被弾して川に転落、追っていた男もとり逃がしてしまう。ボンドの上司Mは、MI6の上位機関である情報国防委員会より、責任をとって引退を勧告されるがそれを拒否。そんな中、MI6が爆破される事件が起こる……という展開だ。
今回ボンドの前に立ちはだかる、いわゆる悪役は、過去の任務が元でMに恨みを持つようになった元MI6諜報(ちょうほう)員のシルヴァ。演じるのは「ノーカントリー」のハビエル・バルデムさんだ。また、情報国防委員会委員長役でレイフ・ファインズさんが出演しているほか、シリーズ史上最年少のQ役でベン・ウィショーさん(「パフューム ある人殺しの物語」)、ボンドのアシスタントエージェントのイブ役でナオミ・ハリスさん(「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」)らが出演している。もちろん、M役は今作で7作目となるジュディ・デンチさんが演じている。
今作では、そのMとボンドの間にある、絆のようなものがこれまで以上に深く描かれ、スパイアクションだけが見どころではない、物語にじっくりと向き合える内容になっている。ボンドの出自に迫ることで彼の人間性の原点がかいま見られ、タイトル「スカイフォール」の由来が分かるようになっているのもミソ。1日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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