話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、松本ぷりっつさんの子育てエッセーマンガで、08~10年にアニメ化された「うちの3姉妹」の続編「うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ」です。「すくすくパラダイスぷらす」(竹書房)編集部の星野信夫さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
−−この作品の魅力は?
作者・松本ぷりっつ先生の子育ての日常をつづったエッセーマンガ「うちの3姉妹」の続編として、新たな家族(3ねこ&わんこ)を加えた新シリーズが、この「うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ」です。
年中無休でおっぺけぺーな行動を繰り出す長女フー、次女スー、三女チーの3姉妹を、母・ぷりっつがビシビシとツッコミまくる−−もはや育児エッセーを超えた実録ギャグマンガです(笑い)。
−−この続編が生まれたきっかけは?
2年前、人気絶頂だった「うちの3姉妹」のブログを突然終了したのですが、もちろん、即、続編をお願いしました。その際、ぷりっつさんから「もし新シリーズをやるなら、タイトルも変更して、3姉妹が中心ではなく、ペットも含めた家族全体を描きたい」と提案がありまして……。僕としては「もう描きたくない」と言われるかと冷や冷やしてたので、ホッとしました(汗)。
なお、「うちの3姉妹」が生まれたきっかけは、松本先生が娘たちの成長を何かに残せたらと、当時はやり始めていたブログに娘たちの日常をマンガとテキストで表現したのがきっかけだそうです。もともとギャグ作家ですから、制約の少ないブログの形式が彼女のセンスを最大限に引き出したのだと思います。まったくの無名ブロガーが、開設からわずか半年で1日10万人も集まる殿堂ブログになり、瞬く間に書籍化、コミックス化、アニメ化と駆け上がっていきました。
−−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください?
十数年前、ぷりっつさんの長女フーちゃんがまだ1歳の時、ご家族と焼き肉屋に行った際、だんなさんから「こいつは笑いの才能があるから、絶対売れるとオレは信じてる!」と。「特にこいつのツッコミは的確で……」みたいなことを熱く語ってくれたんですが、そのツッコミの才能を最大限に生かした作品が「うちの3姉妹」だったんだなあと、今ではしみじみ思っています。
−−今後の展開は?
子供が大きくなれば、さすがにすっとんきょうな言動は少なくなるだろうと、マンガ家・ぷりっつとしては心配していたのですが、結果は母親・ぷりっつが心配(!?)するほど、中学生、小学生になった3姉妹は期待を裏切らないおっぺけぺーな活躍を見せています(笑い)。今後、この3姉妹たちがどんな思春期を迎えるのか楽しみにしていただきたいです。
−−読者へ一言お願いします。
「うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ」は「すくすくパラダイスぷらす」というサイトで毎月連載していますので、そちらもぜひご覧になってみてください。他にもたくさん面白い子育てマンガが連載中ですよ!
子育てwebマガジン 「すくすくパラダイスぷらす」編集部 星野信夫
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