ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
水嶋ヒロさんが人気マンガ「黒執事」の実写映画化で主演に決定し、俳優復帰することが9日、明らかになった。水嶋さんにとって映画「BECK」(10年公開)以来、3年ぶりの主演映画となる。水嶋さんは「今まで何をするにしても自分の脳みそが出している答えを信じて行動してきましたが、(プロデューサーの)松橋(真三)さんとこの作品を信じるべきだという直感に、僕は従わざるをえません」と出演を決めた気持ちを語っている。水嶋さんが演じるのは美しくて完璧な主人公の悪魔の執事、セバスチャン・ミカエリスで、「いい作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」と意気込みを語っている。4月にクランクインし、年内に公開予定。
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水嶋さんは10年9月、執筆活動を理由に所属事務所を退社後、同年11月に小説「KAGEROU」で「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞。同年12月に発表した同作はベストセラーとなり、話題を集めた。また、11年3月には「GIRL NEXT DOOR」のプロモーションビデオ(PV)に特別出演し、半年ぶりの演技を披露。同年3月末に創刊されたライフスタイル誌「GLOBAL WORK」では編集長を務めている。
「黒執事」は、06年9月から「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)に連載中の枢(とぼそ)やなさんの人気マンガで、コミックスの累計発行部数は1400万部を突破している。英国名門貴族のファントムハイヴ家の少年当主シエルに仕える知識、教養、料理、武術すべてが完璧な執事セバスチャンの活躍を描いており、08~10年にテレビアニメで放送、09年には舞台版が上演された。
映画版は、原作から約130年後を舞台にした完全オリジナルストーリーで、映画「NANA」シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER &BUNNY(タイガー&バニー)」のさとうけいいち監督がタッグを組む。映画化については、映画会社から多数のオファーあったというが、セバスチャン役を水嶋さんが演じるということで、枢さんは今回の映画化を許諾したという。
1年半以上も前から水嶋さんに出演の打診をしたという松橋プロデューサーは、「『水嶋さんがやらないのならこの映画化はしない』と水嶋さんのところに足しげく通い、水嶋さんに原作を読んでいただきました。彼もこの作品を愛するようになり、ようやく出演OKのお返事をいただいたのはついこの前のこと」と映画化への経緯を説明し、映画版について、「壮大なアクションと美術、そこにキャラクターの魅力と謎解きのストーリーがある、そんな作品」と紹介した。
さとう監督は「実写ならではの切り口でダークにハード、そして華麗に!をテーマに撮りたいと考えております」と明かし、大谷監督は「最高のハマリ役を得た水嶋さんの魅力を、思い切り炸裂(さくれつ)させます」と力強くコメント。枢さんは「実写化していただけるなんて夢のようです。水嶋さん演じるセバスチャンを拝見するのが楽しみで仕方ありません。完成が楽しみです!」と期待を寄せている。(毎日新聞デジタル)
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