注目ドラマ紹介:「終電バイバイ」 濱田岳主演 終電に乗り遅れた後の「深夜の大人の冒険」

「終電バイバイ」の場面写真
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「終電バイバイ」の場面写真

 TBSの深夜ドラマ枠「ドラマNEO」で、新作「終電バイバイ」が14日、スタートする。全10回ですべて違う設定、登場人物も別だが、すべての主人公を、俳優の濱田岳さんが演じる。主人公が終電に乗り遅れたところから物語が始まり、逃した駅と周辺の街、街で出会う人々によって、主人公が一夜に体験する「深夜の大人の冒険」を描くという、異色のストーリーだ。

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 劇中の物語は、放送開始時間と同じ深夜0時20分からという設定で、テレビの前の視聴者も共感できる。演出は、映画「SP」シリーズでメガホンを取った波多野貴文さん、ドラマ「スープカレー」や「鈴木先生」などを手がけた橋本光二郎さんらが名を連ねる。また、脚本は「生むと生まれるそれからのこと」(NHK-BSプレミアム)で「第30回向田邦子賞」を受賞した岩井秀人さん、米アカデミー賞の短編アニメ映画賞などを受賞した短編アニメーション「つみきのいえ」の脚本を手がけた平田研也さんが担当する。

 第一夜「立川駅」は、深夜の立川駅近くで、終電を目指して走るスーツ姿佐藤(濱田さん)が、目の前に、駅方向を目指していると思われる男たちの後を追い、「こっちの方が近い!」という言葉を信じて一緒に走るが、なかなか駅にたどり着かず、男たちが駅に向かって走っていたわけではないことに気づいたとき、目の前を終電が通過する。途方に暮れた佐藤は、なぜか公園で見かけた怪しい男と、深夜の立川の夜を過ごすことになる……という物語。

 主題歌は、俳優としてだけでなく歌手としても人気を集める遊助こと上地雄輔さんの「檸檬」が起用された。TBSで14日から毎週金曜深夜0時20~50分に放送。(毎日新聞デジタル)

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