琴浦さん:アニメ化で人気爆発!1カ月で発行部数3.5倍に

「琴浦さん」4巻のカバー(C)enokids(C)MICRO MAGAZINE
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「琴浦さん」4巻のカバー(C)enokids(C)MICRO MAGAZINE

 えのきづさんのマンガ「琴浦さん」(マイクロマガジン社)のコミックス発行部数が、1月にテレビアニメがスタートし、わずか1カ月で約3.5倍に急増したことが分かった。アニメ放送前のコミックス1~3巻の発行部数は約10万部だったが、第1話放送後、一部書店で在庫切れになるほど人気となり、増刷が決定。現在、3巻までの発行部数は約35万部で、22日に発売される4巻を合わせると約42万部となる。マイクロマガジン社の関係者は「ここまでとは予想していなかった」と人気の爆発ぶりに驚いている。

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 「琴浦さん」はウェブサイト「マンガごっちゃ」で連載中の4コママンガ。一見、普通の女子高校生だが、実は他人の心を読む能力を持つ主人公・琴浦春香や彼女の能力の理解者でクラスメートの真鍋義久らの日常を描く。アニメは「ゆるゆり」のスタッフが集結し、太田雅彦さんが監督、あおしまたかしさんが脚本、大隈孝晴さんがキャラクターデザインと総作画監督を担当している。

 アニメ第1話は、前半が自身の特殊な能力のために他人とうまくコミュニケーションがとれない春香のつらい経験や苦悩を描くシリアスな展開だったが、後半はギャグ路線に一転。アニメファンを中心に「展開が秀逸」などと話題になった。アニメはTOKYO MX、CBC、サンテレビほかで放送中。(毎日新聞デジタル)

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