第36回日本アカデミー賞:新人俳優賞  武井咲「私自身もすてきな作品になれるように」

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 「第36回日本アカデミー賞」の授賞式が5日、東京都内で開かれ、新人俳優賞に選ばれた武井咲さん、松坂桃李さんら7人が勢ぞろいした。映画「るろうに剣心」や「今日、恋をはじめます」、「愛と誠」に出演した武井さんは白のドレス姿で登場し、「本当に本当にうれしく思います。すてきな作品と監督と私自身もすてきな作品になれるように頑張って行きたいと思います」と喜びを語った。

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 「今日、恋~」では松坂さんと恋人役で3度目の共演を果たしており、「またかと思いましたけど、3度目の共演ということで、すごく信頼していた部分があったので、疑似恋愛をしているようでした」と照れ笑いで、松坂さんは「今の言葉を聞いて照れました。でも3度目で信頼感もありましたね。頼りになりました」と振り返った。

 単独初主演の「ツナグ」や「麒麟の翼」などに出演した松坂さんは「去年ちょうどこのアカデミー賞の放送を見ていて、自分もここに立ってみたいなと思っていて、それが今回作品に恵まれたお陰でここに立ってしゃべっているんですけど、隣にいる武井咲さん、橋本愛さんにも感謝の極みです。新人だから許されていた部分もあったと思うので、これからは一俳優としてさまざまな作品とかかわって、またこの場所に立てるように精進したい」と喜びを語った。

 新人俳優賞には、武井さん、松坂さんのほか、「ヒミズ」「悪の教典」の染谷将太さんと二階堂ふみさん、「黄金を抱いて翔べ」の「東方神起」のチャンミンさん、「桐島、部活やめるってよ」などの橋本愛さん、同じく「桐島~」の東出昌大さんの7人が受賞し、ステージに勢ぞろいした。(毎日新聞デジタル)

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