女優の前田敦子さんが、16日から放送される丸美屋食品工業の「家族のお茶漬け」シリーズの新CMに前作に続いて出演し、1人暮らしの女子大生役でずうずう々しい性格の“弟”との掛け合いを披露することが12日、分かった。しっかり者で口うるさい“お姉さん”を演じた前田さんは「私に弟ができました！　しっかり者の新しい前田敦子が見られる『家族のお茶漬け』CMを、ぜひ見てください！」とアピールしている。

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　新CMは、1人暮らしをしている前田さんの部屋に突然、俳優の森永悠希さん演じる弟がやってくるところから始まる。ずうずうしい弟に食事をせがまれた前田さんは、「生意気！」と小言を口にしながらも「家族のお茶漬け」を用意。おいしそうにお茶漬けを食べ始めたと思いきや、お互いが両親に似てきたという話題で、家族らしくほほえましい口げんかを繰り広げる……という内容。

　撮影現場では、森永さんのヘアスタイルを「可愛いよ。天使みたい」とほめるなど、本当に弟ができたかのように終始うれしそうな様子の前田さんだったが、監督から「基本的にうざがる感じで」と指導されると、掛け合いのシーンでは演技に熱が入り、予想以上にヒートアップする場面もあったという。

　撮影を終えた前田さんは「弟がいるのがうれしくて。実際はお姉ちゃんがいるんですけど、お兄ちゃんか弟が欲しかったんですよ。だからすごくうれしかったです」と笑顔を見せ、「『お姉ちゃん、お姉ちゃん』って言ってくれるような弟がいい。（一緒に）街を歩きたいですね。『付き合ってるの？』と言われるような、そんな姉弟ってうらやましい。『どこにでも一緒にいるね！』って言われるくらい仲がいい弟ってあこがれる。どこでも連れて行きたいです！」と理想を語った。

　今回はしっかり者の姉を演じた前田さんが、「今年22歳になるんだってことを最近思うんですけど、弟役の森永くんが今年で17歳って聞いて、『あー本当に、5歳違う』って思って……。自分も大人って言われる年齢になってきたんだなって思います」とじみじみ。CMの内容にちなみ、母親に似てきたことを聞かれると「性格とかそっくりだと思います。お母さんは料理を作るのがすごく上手なので、そこは似たいなって思いますね」と語っていた。（毎日新聞デジタル）