女性お笑い芸人の椿鬼奴さんが主演し、現代に生きる女性のさまざまな“性”に迫った映画「ビッチ」が3月に開催された「第5回沖縄国際映画祭」で上映された。「下ネタは苦手」と最初は出演に難色を示していたという椿鬼奴さんと、「すべての性に悩む女性、そして『自分の妻がエロいことを考えているはずない』『うちの妻、娘に限って……』と思っている男性に見てほしい」と話す同じ女性の祖父江里奈監督に話を聞いた。(毎日新聞デジタル)
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映画は、性に積極的な女性たちを「ビッチ」というキーワードでポジティブなものに言い換え表現している湯山玲子さんの著書「ビッチの触り方」(飛鳥新社)が原作。椿鬼奴さんはインタビュアーとして、現代女性たちの抱える悩み、赤裸々な性の実態をリポートする。
椿鬼奴さんは「下ネタが苦手。自分自身は“ビッチ”ではない」という。そんな椿鬼奴さんに出演オファーをした理由を、祖父江監督は「下ネタは、性の話に苦手な人の方がいろんなリアクションがあるのではと思った」といい、「(女性が)性に対して積極的になったとはいえ、(性欲を)押し込めてしまう女性や、性に関することを隠そうとする女性が多いと思ったので、そういう女性を代表する人として椿鬼奴さんにオファーした」と明かす。
最初は出演を迷っていたという椿鬼奴さんだが、「自分にできないことは無理にやらない」という条件で出演を承諾。ただ、撮影に乗り気なわけではなかった。そんな椿さんの姿勢が変わったのは性感マッサージのサービスを定期的に利用する女性の取材をしたときからだったという。そのときの様子を祖父江監督は「(椿鬼奴さんが)相手を理解しようと積極的になった」と振り返る。椿鬼奴さん自身も「施術をしてくれる男性に人には言えない性の悩みや最近の出来事を話したり、(施術時間のうち)トークが半分以上占めていたりするということが取材を通じて分かった。カウンセリングのような感じで利用しているんだなと。普通に暮らしているように見えて人に言えない性の悩みを抱えてる人って結構いるのかなって思いましたね」とその心境の変化を明かす。
椿鬼奴さんは作家の瀬戸内寂聴さんとも対談した。「寂聴さんはすてきな方。前に別れた彼の話も出て。私は好きになってくれる人ばかりと付き合ってきたんです。それを寂聴さんは見抜いて『(相手に)おぼれるって本当にいいことなのよ』っておっしゃって。おぼれてしまうと不倫とか相手に貢ぐことになって世間から後ろ指をさされることもあるかもしれない。けれども寂聴さんは一つも後悔ないとおっしゃっていた。『一度やってみたら?』と言われて。おぼれてみるのもいいのかな……」と思うようになったという。「私は自分から告白できないし、誰かを好きになっても相手に伝えることができない。でも踏み出したいなあとは思う。自分から動きたい」と前向きになった。
一方、祖父江監督が女性の性をテーマにした映画を撮った理由を、「女性が性を楽しむのは悪いことでもバカにされることでもない」と提起したかったからだと説明する。「この映画は女性の性のインデックス(索引)のような映画になったけれど、それぞれのジャンルを突き詰めれば深く描けると思う。今回は描けなかったけれど、まだまだ描いていないことがある。もっともっと広く深く追求していきたいですね」と力を込めた。
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