亀梨和也:海外から上映リクエスト殺到に感激「目指せ33カ国」

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 人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが1人33役に挑戦したことで話題の映画「俺俺」(三木聡監督)が台湾に続き、シンガポールやロシアなどで上映されることが25日、明らかになった。同日、東京・新宿の映画館で行われた初日舞台あいさつで発表されたもので、インドネシアやフランス、ウクライナ、ブラジルなどからも上映してほしいとリクエストがあるという。舞台あいさつに登場した亀梨さんは「めちゃくちゃうれしい。いろいろな国で増殖してくれるとうれしい。目指せ33カ国! 強気な発言になってしまい、すみません」と喜んだ。

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 「俺俺」は、第5回大江健三郎賞を受賞した星野智幸さんの小説が原作で、郊外の家電量販店で働く主人公・均(亀梨さん)がなりゆきで「オレオレ詐欺」をしたことをきっかけに“俺”が増殖していき、やがて“俺”同士の殺し合いが始まる……というストーリー。亀梨さんは「ミリタリーマニアの俺」「巨乳の俺」「全身タトゥーの俺」など増殖していく“俺”をすべて演じる。内田有紀さんがミステリアスなヒロイン・サヤカ役、加瀬亮さんが均のイヤミな上司・タジマ役として出演。

 亀梨さんは、映画のPRのために「33分で33貫のすしを食べる」「1日で33本のヒットを打つ」など33のミッションを実行中で、舞台あいさつでは、ラストミッションの「ストップウオッチを33秒で止める」に挑戦。「天才肌じゃない。“もっていない”んですよ……」と弱気な発言をしていたが、3回目で成功させた。亀梨さんは「大概、何ごとでも1回でできるタイプではないんです。時間を刻むって疲れる」とぐったりした様子で喜んでいた。また、舞台あいさつには、三木監督や加瀬さん、内田さんも登壇した。(毎日新聞デジタル)

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