陸上・男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を記録した桐生祥秀選手（京都・洛南高）が、世界最高峰の陸上競技大会シリーズ「ダイヤモンドリーグ」に出場することが明らかになった。WOWOWでは、桐生選手が出場するダイヤモンドリーグ第7戦（30日、バーミンガム）を生中継する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「ダイヤモンドリーグ」は10年に新設された大会で、5～9月に世界14都市で開催する陸上のワールドツアー。各大会で加算されるポイントの合計で、各種目の年間総合成績を競う。今年は、ロンドン五輪で男子100、200メートル連覇のウサイン・ボルト選手（ジャマイカ）、女子200メートルの女王アリソン・フェリックス選手（米国）ら、世界のトップアスリートたちが出場している。

　日本人高校生として初めてダイヤモンドリーグに出場する桐生選手は「世界の最高峰といわれる大会で、世界を皮膚で感じてきたいと思っています。17歳の僕にとって失うものは何もなく、失敗も含めてすべてかけがえのない経験だと思います。楽しみで今からワクワクしています」と意気込みを語っている。

　桐生選手が出場するダイヤモンドリーグ第7戦バーミンガムは、30日午後10時55分からWOWOWプライムで生中継。（毎日新聞デジタル）