4月に放送20周年を迎えたテレビアニメ「忍たま乱太郎」の実写映画化第2弾「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」(田崎竜太監督)が6日に公開された。戦国時代の忍術学園を舞台に、一流の忍者を目指す乱太郎やきり丸、しんべヱといった生徒たちが、明るく元気に修行に励む姿などを描く。11年7月に劇場公開された三池崇史監督による実写版第1弾に続き、加藤清史郎君が主人公の乱太郎を演じ、「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー555」「小さき勇者たち~ガメラ~」など特撮作品を手がけてきた田崎監督がメガホンをとった。
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「忍たま乱太郎」は、86年から朝日小学生新聞で連載されている尼子騒兵衛さんのギャグマンガ「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版)が原作。忍術学園に通う忍者のたまご、“忍たま”である、乱太郎(加藤清史郎君)、きり丸(林遼威君)、しんべヱ(神月朱理君)の3人は、夏休みが終わりに近づいても夏休みの宿題“忍たまの友”にまったく手を付けておらず、教科担当の土井先生(内博貴さん)の補習を受けることになる。同じころ、刀鍛冶の六道辻ヱ門(栗塚旭さん)の家から、手にした者は天下を制するという言い伝えを持つ妖刀“極楽丸”が盗み出される。極楽丸を手にしたドクタケ城の稗田八方斎(西田健さん)が、邪魔になる忍術学校の襲撃を企んでいるという情報がもたらされ、乱太郎らは“実習”として極楽丸の奪還に挑む。さまざまな忍者が暗躍する中、忍たまたちは任務の遂行、そして夏休みの宿題を終わらせられるか……という展開。
今作の最大の見どころはキャスティングの妙だ。原作キャラを見事なまでに再現した俳優、スタッフの努力には頭が下がる。特に、人気キャラクターの一人である内さん演じる土井先生が、カッコいい上に面白く、まさにハマリ役。もちろん、乱太郎をはじめとした忍たまたちの雰囲気も申し分ない。ギャグとシリアスのバランス、ある種“お約束”的な笑いやストーリー展開などは、原作ファンのみならず、初めて見る人でも十分に楽しめる。忍者同士の激しいアクションや、笑いながらも人情味のある展開が味わえるなど、大人も子どもも楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっている。6日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もOKと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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